Wanderings / 千津
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 2002年08月23日(金) どうしたらいいんだろう 

ノートパソコンを買うために大学のある町に一日だけ戻った。用事を済ませた後、彼に会って、一緒に私の部屋に行った。一週間ぶりに抱き合って嬉しかったけれど悲しかった。涙が出てきた。「泣くな」と言われても止まらなかった。

「どうして泣くの?」と聞かれて、自分でもよくわからないながら少しずつ話してみた。あなたがこの部屋から居なくなるのが悲しい。私と居たくないの?私のことを考えて欲しい。私はあなたに都合良くあしらわれているだけなのが不安なのだ。

彼は私の言葉を受け止めてくれない。考えてくれない。それは私をとても悲しく不安にさせる。打算で一緒にいる訳ではないけれど何も約束の無い人といつまでもいられる自信は無いし、ずるずると引きずられて何も残らないで終わってしまいそうなのが嫌だ。

彼は元の生活(=私の部屋に入り浸っている生活)に戻りたくないと言うけれどその性格からなし崩しに元に戻るのだろうか。私はとやかく言わないでそれを待てばいいのだろうか。それが「賢いやり方」と言うものなのだろうか。心のどこかで都合良く利用されているだけのような気がする、実際そうなのだと思う。

彼は出掛けに母親に「わざわざ(千津の家に)泊まらなくてもいいじゃない、泊まるのなら電話をよこしなさい」と言われたと言う。他には、この秋から彼の弟が大学の近くに引っ越すと言うので「あんたも早く(大学の近くに)部屋を見つけなさい」と言われているとのこと。今まで散々彼が私の部屋に入り浸っているのを(内心不愉快だったらしいけれど)放置していたくせに、俄かに口出しし始めたことには呆れる、そして面白くない。どんどん彼との距離が引き離されている気がするのだ。彼がそれらの言葉にどの位影響を受けているのかわからないから、私は不安になる。


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