- 2002年04月15日(月) 『17歳のカルテ』
(原題"Girls Interrupted")
==(4月14日の終わり頃に書きました)==
『17歳のカルテ』を見ている。
主人公のスザンナが「解離」(っていうの?)してる姿、
とりあえず身に覚えが。
でも、あんなところに入院なんて、ぜったいしたくない。
おかしくなってる子ばっかり集めたって、
お互いにおかしいのをうつしあうだけなんじゃないの?
……と、言ってしまう私も、ボーダーくさい。
==(ここからは4月15日)==
↑ここまでを書いて、引き続き見ていたら……
眠ってしまっていた。
なので、起きてからまた覚えてないところを見ている。
「いろんな患者を診てきたけれど、あなたはまともよ。
ただ、……自分を壊したがっているだけ」
(字幕だけだけど……残念なことに、リスニング能力は低いのです、私)
退院したデイジーは、リサの暴言が元で自殺してしまった。
スザンナが目撃。
「理解できない病気が治ると思う?」
「あなた、理解できてるわよ。今、はっきりと口にしたじゃない。
……それを書き留めなさい」
スザンナは看護婦の(名前忘れてしまった……アフリカンアメリカンの人)とHUGする。
その姿が、一昨日のことと重なる。
「良いフラッシュバック」というものがある、ということに初めて気がついた。
スザンナは書く。
……リサがいなければ。
I plan to write.
良い言葉だと思う。
でも、その後、破綻が?
「望みどおりの悪役よ」
……
泣き崩れるリサ。
こんなにショッキングなドラマが、なぜ病院の中で起きる?
「60年代だから」?
あんまり書くと、ネタばれしてしまうし、
見ながら書くのだと、見当はずれなところを突いてしまうのかも。
ハグのできる文化であってほしい。
もしかしたら、日本人にいちばん欠けているのは、
「ハグ」
なのかもしれない。
少なくとも……って、これ書くとまた嫌われちゃうかもしれないけど……
日本人の男は、ハグしたりしない。←って、つまり「とても多くの日本人の男は」ということだけど。
日本人の男達がハグしあえるようになったら、
私は日本という国や日本の社会、日本人の男、そういうものを
信用する……それとも信頼する、かな?……できるようになると思う。
もう一度、見たい映画です。
(たぶん見る……19日まで借りてるし)