原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2002年01月19日(土) HPトップも「50000Hits」超えてた! 1月18日の午後

(今日の目次はここからジャンプ)

……なぜか、他人のところ(掲示板)にレスするのが怖くなってしまった。
でも、そんな時にこそ、この日記に「逃げ込めばいい」のだ。
甘やかすべきところはしっかり甘やかして、
甘やかすべきでないところを余裕持たせてやらないと。
今の私はやっぱり混乱している。まだ。……

あと、この場を借りて皆さんにお礼申し上げます。
おかげさまで
WELCOME TO JACKIE'S!」のカウントが
50000を超えました!
心から感謝いたします♪
本当に、ありがとうございます!!

のべてそれだけの方が「じゃっきー」=「会津里花」=「章香(あやか)」(=「やき。」)のことに興味を持っていただいたこと、
大げさではなく、私が生きていく糧になっていると思います。

すぐ上にも書いたように、またしても「混乱」してしまうほど、
私の心は弱ってしまっているようです。
もしかしたら、そうやって「人騒がせ」がしたいだけなのかもしれません。
でも、とりあえず本人は意識の表では決してそうは思っていないし、
むしろ一刻も早く「回復」して、
穏やかに自立した生活を確立したい、と切に望んでいます。
そんな状態でも、私がいちおう生きていて、消えてしまったりしないのは、
HPやオンラインを通して知り合った人たち、
そうしてそれをオフラインにまで発展させることに成功したかけがえのない友人たち、
のおかげなのです。

ヘンに気張るみたいですけれど、
これからも、私が今いるところから発信できることは、
できる限り発信していきたいと思います。
長くなりましたけれど(って相変わらずホントに長いよね……(-_-;)
これからも、どうかよろしくお願いいたします。

★1・1日に2日分の日記?!
★2・18日の午後から
★3・容姿コンプレックスと「自虐趣味」
★4・無力な者からの励まし

★1・1日に2日分の日記?!

と、とにかく順を追って書いていこう。

「1月18日」のところに書いてある文章は、ほとんど18日の朝までに書いてしまった。

その後、「1月18日」それはそれでいろいろあった。

それが書きたいと思ったけれど、18日の記事はあえて「ふだんの書式無視」ということにしていたので、
今更書き足せないのです。

なので、また「別のページ」にするのも面倒くさいので、「1月19日」にあたるこのページの前半には、
1月18日に起きたことを書かなければならない。

うひゃあー(^^;……(-_-; 文章の量が多すぎる。何か異常がある証拠……

でも、今のところ、本人はわかってない……

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★2・18日の午後から

友人たちと会った。
おかげで、私は外出することができた。
他愛もないことのようだけれど、きっかけを作ってくれたみかりんに感謝!

家にいったん戻って、炊事をした。
ごはんを炊いて、おかずも3品(でもちょー簡単に調理できるものばっかりだけど)。
弟と一緒に食べた。
和風ポトフはくたくたに煮すぎてしまったけれど、メカジキのステーキはほどよく焼けた。
食材屋さんから言伝てに「近頃お会いできなくてさびしいです」と書いてあった。
励みになった。

そうそう、これがいちばん書きたかったのだった。
ごはんを炊き始め、おかずに手をつけたところに、
私が前に勤めていたお店のママから電話がかかってきた。
内容は「誰かいい子がいたら紹介して」というものだったけれど、
私は何よりも嬉しかった、ママと話せたのが!
お店を辞めるときに、ほとんど「喧嘩別れ」といってもいいような辞め方をしてしまったので、
「いつかまたお話できるようになりたい」とは思っていたけれど、
こんなに早く、しかもママのほうから電話してくれるとは思わなかった。

私はもうお店に復帰することはできないけれど
――1度は「復帰」しようとしたけれどダメだったし、
いろいろあってママにしてみれば「仏の顔も3度」だと思う――
これからもお友だちではいたいから。
(「そんな甘いもんじゃない」とか「なめている」とかいう憶測は、どうかやめてほしい。
同じ地域に同じような気持ちを持って同じような状況を体験した人間なんて、
そうそういるわけではないから!)

劇団のお稽古に行く前に、書店に寄って本を5冊も買ってしまった。
(「積ん読状態の本が10冊以上あるけれど、あれはどうるすつもり?」という心の声は、ちょっと無視して……と(^^;)

槇村さとるDo Da Dancin'!』が今の私の気持ちにぴったりだ、と思ったので、
思い切って3巻まとめ買いしてしまった。
まあ、前から考えていたからいいだろう。

藤野千夜ルート225』を買った。この本は、一昨日の日記で紹介したとおり。

YOUNG YOU』から目が離せなくなってしまった。
なので「2月号」を買った。
あらあら、槇村さん、「ダブル連載」スタート?! がんばる人なのねー。
私もその「がんばり」を、少し分けてもらいたいわ(^^;

はっきり言って、「踊りたい!!」と思ってしまった。
これらの行動は、お店のママからの電話に誘発されているのだと思う。
お酒と煙草と「おまえけっきょくオトコ」という決め付けさえなければ、
私にあれほど合っているお仕事はない、と思う。
でも、三つともNHのお店になくてはならないものだと思うので、
そういうかたちで踊ったり接客したりすることは、私にはもうできないのだろう。
だから私は、その気持ちを、新たに演劇に振り向けたいと思っているのだ。

劇団に行った。
新しく取り組むことなので、どうしても過去のよく似たことがらと引き比べて
「〜の代わり」というような言い方をしてしまうけれど、
それでは自分をも誤解させてしまう。

稽古では、なぜか「ダンススクールがどうのこうの」という話題が出たし、
私も1年ぶりに「ターン」をやってみた。
といっても、私はほんの1ヶ月くらいしかダンスレッスンはやっていなかったので、
ターンはまだまだちゃんとできない。
でも、座長さん(なんかいちおうバレエとかダンスの動きも習得しているらしい)に教えられながら
くるくる回ってみたら、やっぱりとても楽しかった。

私には、(実は音楽もそうだったのだけれど)「体を動かす表現」が必要なんだなあ、と思った。
自分では自分のことを全くのインドア人間だと思っているけれど、
(日本にはなかなかそういうスペースのある家がないけれど)
私はどうやら「インドアで体を動かすのが大好きな人」らしいのだった。

お稽古そのものも、とても楽しかった。
少しずつお芝居の全体像が見えかけてきて、とてもスリリングだ。

2月23・24・26日、静岡市「伽藍博物堂」にて『UNIT LIVE Vol.4』上演します♪    
ついに私(里花/じゃっきー/章香/ついでに言えば団内では「やき」です(^^;)もデビュー!!

それから、車で某国道沿いの某R…H…とかいうファミレに行って、
買ったばかりの『Do Da Dancin'!』をイッキ読みしようとした。
でも、2巻まえ読んだら閉店になってしまったので(「24時間」じゃなかったんだあー?!)
残りは家で読むことにした。
(そっか、「24時間営業じゃない」から、清潔そうで空気がきれいなんだ……
夜遅くてもちゃんと「禁煙席」があいてたし)
たぶん、静岡市でいちばん接客が気持ちいいと思う、あのお店は。

で……
なんだかお店が懐かしくなってしまい、よっぽどちょっとだけ寄っていこうかな、と思ったけれど、
行きたいお店が2軒あるし、今日はお金がないので、それは諦めた。

でも、おかしいの。
それから家に帰って、なんと私はお酒を飲み始めちゃったのよー(-_-;
なんかよく知らないウォッカをジンジャーエールで割って、
「なんだかモスコミュールみたい〜♪」とか言いながら。
4杯も飲んじゃったので、今日(19日)はもう、私のカレンダーから消えていることでしょう。
ち〜ん†……じゃなかった卍

でも、18日の後半(ていうか、私もしかしたら半日早いか遅いか、ずれているみたい?!)は
とても有意義に過ごせたのでした。

もともと、今日は東京に行くつもりでした。
でも、先方の都合で、それはなくなってしまったのです。

今のところ「1年中休暇」のような状態だけれど、いつのまにか私は何かわからないものと
「戦い続ける」状態になっていたようです。
ここで1日、全く予定がなくなって、
私はまるで「本当の休暇をもらった」ような気分になってしまったのでした。

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★3・容姿コンプレックスと「自虐趣味」

せっかく前の記事が気持ちよく終わったのにこんなこと書かなくてもいいような気がするけれど、
ちょっとだけ書いておきたいので。

(1)私には「容姿コンプレックス」がある。
本気にすることができないのでしゃあしゃあと書いてしまうのだけれど
(で、こうやって言い訳みたいなことを書くのは、そろそろ本気にしてもいいのかな、と迷っているからだけど)
私は「オトコとしてカッコイイ」のだとか。
ええと…… いや、違う。
こうやって何度も書くところを見ると、私はどうも「今ならこのように吹聴してもいい」と思っているみたいだ。
バカみたいだ。みっともない。
でも、私が男の姿をしていた頃、私はそう言われることに気を留めるのも自分に許さなかったし、
いくらそう言われても「バカにされている」と思うようにしていた。
……理由もばかげている。
私は、容姿についてホメ言葉を言われて、それを本気にして調子に乗って、
女性と恋愛関係になるのが嫌だったのだ。

若い頃の私には、友情と恋愛の区別もつかなかった。
女性との友情はおかしな「恋」でぶち壊し、
男性への恋愛感情は「これは友情」とすり替えていた。
「それで仕方ない」と思っていた。「だって男なんだから」と。

今、私は女性なのに、まだまだ男みたいな容姿をしている。
いちおうスマートな体形を維持しようと(気持ちだけは)努力しているけれど、
広い肩幅と狭い骨盤、高すぎる身長や野太い声、
どれをとっても嫌で嫌で仕方ない。

せめて……それらの欠点を補えるような自分の表し方ができれば……

私は、容姿コンプレックスがあるから、「表現」に向かう。
「ふつうに」(←この語には呪い殺したいほどの恨みがあるんだけど)言葉を使ったり何かしたりするだけで
生きていられる人とは、私は違う。
(実はその「ふつう」というのが幻想で、「ふつう」なんてことを現実に勝ち取っている人なんかこの世に一人もいない、
っていうことが言いたいんだけど)

せめて、自分が欠点だとしか思えないものでも、それを用いて人に認めてもらえるようになりたい。

もしかしたら、そんなかたちで、私は「世界を征服したようなつもり」にでもなりたいのかもしれない。

いーかげんにシロ! って自分に言いたくなるけど。

?? どっちが言いたいのかわからなくなっちゃった。
私はいったい、自分の容姿をひけらかしたいのか、それともこきおろしたいのか?

(2)「自虐趣味」
私には、自分をできる限り悪く言おうとする癖がある。

最近、鼻についてきた。いくらなんでも、ロコツに言い過ぎ。それこそ、バカみたい。
でも、この表現方法、中3の時に1909年生まれの大先輩に教えられて身についてしまったらしく、
直らない。

こうやって「自虐趣味」を「容姿コンプレックス」と並べたのは、まあ当たり前だけれど
「似たようなこと」だから。

で、今日の日記の冒頭に書いたように「他人のところにレスするのが怖くなってしまった」のは、
私のレスがどれをとってもいやらしい「自虐」にしかなりそうもない、という気がして来たからだ。

せめて自分のところだけは、許してもらいたい。

だから、こうしてだらだら書き続けている。

もしかしたら、こうやって毒を全部吐き出してしまえば、少しは清らかになれるのでは、と
期待しているかのように……

*1909年生まれの大先輩=太宰治(1909-1948)。お酒を飲んで書いたら、なおさら似てきちゃった。
私は中3の夏休みの自由研究のテーマを「太宰治」にした。
なぜか、この時は父がやけに熱心にチェックしてくれたような気がする。
それも、父から規制された思い出はみんな嫌なばかりだと思っているはずなのに、
このことだけは不思議と「いや」な気がしないのだ。
……これって、もしかしたら「気づき」のきっかけ?
だとしたら、嬉しいな。
こんなに長く、だらだらと書いた意味があるというものだ。
まだ「意味」はわからないけれど。
父に尋ねてみることもできないんだけど。
(何せ、最期に私にくれた言葉は「バカ」だからねー……うえーーん(T_T))

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★4・無力な者からの励まし

人を励ましたいと思った。
けれど、ろくな言葉が浮かんでこない。

そうか、わかった。

そういうときは、そっとしておくのがいちばん適切な励ましになるんだ。
きっと、「ろくな言葉が浮かばない」と感じるのは、
過剰な介入をしようとしていたり、
逆に何かつけこんで甘えようとしたり、
よからぬたくらみがあって、
ただ自分の表向きがそれに気づいていないだけなのかもしれないし。

私が案ずるより、その人はその人なりに、たくましい。
よけいな口は出さなくてもいい。

……
私は、その人に対して無力だ。
けれど、ただ一つ、その人を信じることだけはできる。
信じていて、たとえばその人が失敗したとしても、
私が信じている気持ちは変わらないと思う。
だって、その人が失敗することと私が信じることとは、
そんなに関係ないもん。
私が信じているからといって、その人が私に答える義理もないし、
そんなことしてもらおうとおらうまいと
関係ない。
(だってそもそも、その人の素性だって知らないのに)

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