私的正論。

2002年11月14日(木) もっともっとモテたいアメリカ。

格好良くて腕っぷしも強くて。
何たって実力派だから! ちゅう勢いで。
影でコソコソ暗躍してた歴史はバレてないつもりの大国さん。

ネットでもチラホラ見かける、
「俺(あたし)、もっとモテてもいいと思うんだけど」
て鼻息荒い連中にソックリで、げんなりする。

たまに真面目な同級生がええこと言うたりやったり。
世間の注目集めてワーワー言われだすと気に入らねーの。
ヤツが活躍出来るのは、ヤツがしっこ漏らしていじめられてたのを、
俺が助けてやったからだろー? ぐれぇに思ってんのな。

お前と俺は友達だよナ的なの。
全く。
アメリカをドラえもんのジャイアンに見立てた御仁は鋭ェ。
手垢の付いた表現ながら、まさに世界のいじめっこ。

それにつけても「もっともっとモテたい」いう欲求の惨めさ。
みっともねさ、うるささ、アホーさ、だ。

もうちっと周囲を見渡してヨ。
配分ちゅう、謙虚ちゅうことについて考えてもらいてぇもん。


ある人が言う。
お前が今手に出来てるものが、お前自身に相応なんだよと。
無理かり手を伸ばし。
あれが欲しい欲しい言うてる時点で、そいつとは縁がないと。
縁がありゃ忘れた頃にやって来るんだよと。


無欲だよと。
ある人は言う。



どうでもいいが。
欲しがるヤツが多すぎる。
1年中、10倍良く映る鏡に囲まれて暮らしてんのか知らねーが。
矛盾したことヌカしてどこ吹く風。

まさにアメリカ並だ。

てめえはもっともっと評価されてアタリマエと。
理不尽に吠えたい日も無きゃやってらんねーのは事実。
けど、そんならいっそ正々堂々「モテてーぇ」てヨ。
叫んでるヤツの方がずっとマシ。

正義だの報復だの。
デカい話とオオボラと勢いだけで、考える力の無ェ取り巻きだまくらかし。
ただ結局は、もっともっとモテたいだけのアメリカと。
もっともっともてはやされたいだけのサイト管理者、日記書きの類が。
コソコソと他人様の日記や他人の国にヨ。
クソ投げつける手を止めることの無ェ、アホくせー時代。



優秀な軍隊は、脅威じゃない。

何故なら軍隊が優秀であるためには。
緻密な計算力と理性は必須の条件だからだ。

軍隊は世界を壊さない。

むしろ世界を壊すような政治家の大半は。
軍の中枢なんぞにゃ、居たことは無ェんだよ。
鉄砲を遙かに聞いてただけのチキンだから。
本当に偉くなる、ちゅうことの意味もわかんねーのだろ。

本当にモテる人間の持つ無欲さについても。

わかんねーのだろ。



本気で叩かれ抜いたことのある人間だけが。
真の強さと無欲さを知っている。
それと同じに。

本気でコテンパンにされたことのある国だけが。
真の平和への架け橋となれると。
桜木は信じてる。


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桜木



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