2001年12月08日(土) |
『エンピツ』の世界を心地よく泳ぎたい。−掲示板やメールのこと− |
反響が、ただただありがたくてしょうがない。
アー。読んでもらってたんだな、見てもらえてたんだな、て思う。
いつも。ありがとうございます。
そんなヤツだけど、これからもよろしくお願いいたします。
ところで、見てもらってわかるとおり。
桜木は。この日記にメール送信フォームや掲示板をつけていない。
それを、まー。
「人の意見や感想に聞く耳持たぬヤツ」とか。
そう受け取る人もいるだろうな、とは思いつつ、つけてなかった。
何でか、ていうと。
ザックリ言うなら「話を、うんと広げていきたいと思う」から。そのヒトコト。
まー。 掲示板に書き込みしたり、メールをやりとりしたりすると、あったかい「情」ってのも生まれるし。 それは、ぜんぜん問題ないと思うし、イイことだと思う。もちろん。
けど。
桜木がココでやろうとしてることは、なんてーのかな。
そういうことじゃなくてさ。うまく言えねーんだけど。ウン。
誰かに自分の意見や理論をさ。「評価してもらう」てことじゃないんだ。
桜木は誰かに、自分の考えを、ただ「見てもらいたい」んだ。
そうして、この桜木の意見をそのまま受け入れてもらうんじゃなくて。
「テメエ何をふざけたことヌカしてやがる。オレ(アタシ)だったらこう考えるヨ」
ってさ。
負けん気マンマンで、勝手にそれぞれの心ん中で、ケンカ売ってほしいんだ。
そしてその負けん気を、アンタたちの日常やアンタたちの日記に、ぶつけてもらいたいんだ。
それでいいんだ。
またそれをさ。なまじメールや掲示板でぶつけてもらっちまったら。
ただの「意見のぶつけ合い」「意見のすりあわせ」にしかならねーけど。
一度自分の中に引き受けて、そこから「ナニクソ」ってテキストを作ってもらったら。
もう、それは紛れもなくアンタの意見だろ。だからさ。それがいい。
桜木がココで見たいのは。やりたいのは。そういうことなんだよナ。
昨日、とある方の日記に「オヤ」と思って。
えらく緊張しつつも、その方の掲示板にお邪魔した。
はは。まるで道場破りか出入りの気分。
のれんをくぐったら後ろからバッサリ来るんじゃねーか。なんて。
けど。フタを開ければ、向こうサンもおンなじこと考えてたってんだから。
笑った。そして、愉快な気分になれた。ちっと照れて、そして、嬉しくもあった。
桜木みたいな考え方。
時代遅れつーか。
かたくな、て思う人もいるかもしれねーけど。
でもま、勘弁してやってほしいんだ。悪ィけど、こういう不器用な人間なんで。
その方のトコでも書かせてもらったけど。
桜木は。
「思いは力」だと思ってる。
そして個々の思いを「本当に力にする」ためにはさ。
やっぱ。軽い身内同士のやりとりで終わらせず。
一人で。自分の中で。自分の心や価値観と向かい合って。
自分の名前をそえて。キッチリ書き表した方がいいと思うんだよナ。
別に、そんなに堅ッ苦しく考えることはないと思うんだ。
どっちみち。
どんなことでも人は勝手に傷つくしさ。前にも書いたけど。
誰のことも傷つけない言葉なんてないし。ただ。
それぞれの「思い」が。なんかこうさ、かけがえなく、そこに有るっていう。
それでいいんじゃねーかな。と思ってる。
桜木に、何か言いたいことがあったら。
それは、桜木宛の私信じゃなくて。 この方のように。どこか普遍的なネタとして、アンタの日記に書き記して欲しいと思う。
勝手な願いだけど。
でもさ。 そうすることによって、アンタの日記を読んだ人が、またそのネタについて考えてくれるかもしれねーだろ?
私信とかさ。 明らかに誰かのことを指してるとしか思えないような話題になっちまうと…、それはもう「他人のモメゴト」になっちまって。
話も、それ以上ふくらんでいかねーもんナ。
あと、掲示板についてもう一つ。
けっこう、悩んでる系の人で、日記に掲示板を置いてる人が多いと思うんだが。
いろんな人が書き込みに来るだろうし。 それに対して「ありがとう」なんて言うだろう。
けど。
実際、ちっとも救われてなかったり、実際、ろくに有り難いとも思ってねーんなら。
そんな掲示板は、いっそ置かねー方がマシだと思う、桜木の考え。オカシイかな?
掲示板に、いろんな人に書き込みしてもらってんのに。
「長いつきあいの友人には、やっぱりいろいろわかってもらえる」
なんて日記に書いてたら。フツー、書き込みした人間は、がっかりするだろ。
そういうケースがあるかどうか知らねーけど。
まー。
メールとか掲示板を置いたがために、コミュニケーションが複雑化するってのは本当だろうし。
せっかく気の利いた『エンピツ』なんだ。
心地よく泳いでいきたい、と思うし。さ。
いろいろ考えながら。楽しくやってこう。
けど。な? こんなアホウに言われるまでもなく。
百も承知だろう。
さあ。
笑っていこう。
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