samahani
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2003年02月11日(火) mathematics (親バカ日記)

きょうは Early Release Day (学校が早帰りになる日)だった。9年生(高校1年)の息子が、「きょう、残ってテストを受けるから迎えに来て」と言うので、「どうして? 追試?」と訊いたら、「ツイシって何?、そういう死語みたいな言葉 つかわないでよ」って言われてしまった。そういえば、アメリカは高校まで義務教育なんだから、追試なんてものがある訳ないのだ。

息子が受けたのは、AMC10(American Mathematics Competitions) という数学のテストだった。AMC10は、学校から推薦された 10年生までの生徒が受けられる、全国規模のテストだ。AMC8(8年生まで)、AMC12(12年生まで)というのもある。

ウチの子ども達は、数学が得意なので ふたりとも 6年生(中学1年)のときからAMC8を受けている。

この前、ブライアンが、英語学校の給料じゃ生活できないという話をしている時、時給から年収を出そうとして、「あぅー、僕はアメリカ人だから計算は得意じゃないですね・・・」と言ったので、「あ、ウチの子は2人とも数学が得意だよ。学校中(生徒数:約750人)で1番の成績とったから。なおきは6年生のときは2番だったけど、7年と8年のときは1番で、こうすけは、いま6年生だけど、6年生から8年生まで受けたテストで学校中で1番だったんだよ。 Assembly (全体集会)で表彰された時、校長先生に、『彼は、なおきの弟のこうすけです』って紹介されたんだって」と、おもいっきり自慢してしまった。うーん、わたしってば、いつのまにかとってもアメリカナイズされてるわ。ブライアンが驚いて、「ひょえー、それじゃあ、彼らは将来 MIT に行きますか?」って言ってた。

まあ そうは言っても、アメリカ人って、繰り上がりのない足し算もできなかったりするし、もともとアメリカの算数は日本より2年は遅れていると言われているから、ウチの子が2年分くらい飛び級していたとしても、日本に帰れば同じ学年レベルのことをしているわけで・・、試しに、中学入試問題集(麻布中学校)などやらせてみたところ、全く手も足も出なかったところをみれば、こんな自慢も、所詮は「井の中の蛙」であることにかわりないのである。・・・・・ ふぅ。


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