samahani
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2002年11月23日(土) |
compliment 褒め言葉、お世辞 2 |
息子2のサッカーの打ち上げパーティーがあった。メンバーの子の自宅で。うちは、夫が出張中だったのでわたしが連れて行って、ふたりだけの参加だったけれど、両親と兄弟まで一緒に来ている家族もあった。打ち上げパーティーは、サッカーを通じての家族同士の親睦会でもある。
出前のピザが30〜40箱はあった気がする。あとは、持ち寄り(寄付)の、ソーダ缶とワインとケーキがあっただけの、食べ物に関しては簡単なパーティーだった。人数が多いから、お喋りがご馳走ってことなのだろうか。
ピザが無くなった頃に、子ども達を集めて、コーチのお話があった。反省会、芝居で言えば、ダメ出しなのだけど、このコーチのお話が、見事に褒め言葉のオンパレードで、ちょっと感動してしまった。15人いるサッカーチームのメンバーひとりひとりに掛ける言葉が全てcomplimentなのだ。
・エリックはFWのときに活躍したね(ポジションは固定していない)、いちばん得点をあげたね。 ・こうすけは途中からチームに入ってきて、みんなより練習が少なかったのに、よく溶け込んでいたよね、キーパーもDFもMFもFWも全部で活躍できたのはこうすけが一番だったよね。 ・アレックスはチームでいちばん大きな声を出していたね、控えのときも大きな声でみんなを応援して盛り上げていたね。
こんな感じで、誰もが褒められ、コーチは30分くらい話したけれど、ここはこうすればよかったね等の否定の言葉は一切無かった。
中にはそんなに褒めるところの無い子もいるだろうに、これだけ褒め言葉を探すのは大変だろう・・なんて考えてしまった。そういうふうに言えるのは、いつも子どものよいところを探しながら、ひとりひとりの子どもを注意深く見ているということなのだろう。
褒められ慣れしている他の子ども達は、けろっとしているけれど、慣れていないこうすけだけが、みょうにテレていたのが印象的だった。(最近は生意気なことばっかり言って可愛い気のないこうすけだけれど、久々にちょっと可愛いなと思ったり)
帰りの車の中で、ボクが一番いっぱい(長いこと)褒められていたよねとこうすけが言ったのを聞きながら、わたしも、やっぱり誰でも、褒められれば嬉しいものだよねと改めて思わされたのだった。
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