samahani
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2002年11月21日(木) |
compliment 褒め言葉、お世辞 1 |
○○会のお友だちランチョンに行った。アメリカ側のメンバーが日本側のメンバーを自宅に招いて、アメリカの料理でもてなしてくれるというものだ。
なんだかとても疲れて帰ってきた。
アメリカ側は、年配の人が多いこともあって、日本側が招待する時より、簡素ではある。そのことは、別にかまわない、と言うか仕方がないと思う。もてなしてくれる気持ちが大事なのだから。
疲れさせられたのは、その料理を、アメリカ式褒め言葉で大げさに褒め称える人がいて、しらっとした気持ちになったからだ。
今日のメニューは、ターキー、スタッフ、マッシュドポテト、アスパラガス塩茹で、サラダ、ケーキだった。どうみても、すんごいご馳走だ、すばらしい、素敵、といろいろな言葉を駆使して褒め称えるようなものではないから、彼女が何か言うたび、嘘ばっかり言うなよという気持ちになってしまった。
tremendous、fabulous、fantastic、great、awesome、terrific、wonderful、incredible 英語には褒め言葉がとても多い。これらの言葉にはそれぞれ違った意味があっても、褒め言葉として使われるとき、辞書には、【口語】すばらしい としか載っていない。 日本語では区別できない。
招待されたのは、日本側だったのだが、その中には、日本人男性と結婚しているアメリカ人女性もいる。彼女は、お客さんとして当たり前のことをしたのだろうと思う。
そういう社交辞令も言えないどころか、聞いているだけで疲れてくるなどと言っているわたしの方が、社交下手なのだろうなと思う。
その日は、その家のおばあさんが、ひとりでずっとお喋りをしていて、聞いているだけだと、とたんに話が飛んでしまう(分からなくなる)所為もあって疲れたのだけど。
んー、そうは言っても、やっぱり、あの過剰な褒め言葉っていう習慣にはついていけないわと、帰りの車を運転しながら、わたしは開放された気分になったのだった。
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