samahani
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2002年05月21日(火) プロポーズの言葉

アメリカのコインには500円や100円に当たるものがなく(1ドルコインはあるが巷には流通していない)、最高でも25セントなので、1ドル札を財布にたくさん入れていることになってお金持ち気分である。・・・って、そういうことを言いたかったんじゃないって。 つまり、急にお財布の中に入っているコインを出してゲームをしようと言われても、あまり困らないってことだ。

パーティーなどでするゲームである。
手持ちのコインを各自8枚ずつくらい用意する、そして順番に、「自分の経験していないこと」を言っていく。
・わたしは、まだ、ホワイトハウスに行ったことがありません
・わたしは、まだ、地中海料理を食べたことがありません
・わたしは、まだ、(映画館で)ハリーポッターを観ていません
というふうに、自分は未経験だけど他の人は「して」そうな事を選んで言っていく。それをしたことのある人はコインを1枚、テーブルの中央に出す。早く無くなったら負け。最後まで勝ち残った人は、いままで、なんにも楽しいことをしてこなかった可哀想な人なので、中央に集められたお金で何かイイコトをして下さいと言われて、そのコインの山がもらえる。

・・・長い前フリだけど、実は、わたしには、いままで経験していない、けっこう可哀想なことがある。

一度も、プロポーズされたことがないのだ。

わたしは、25歳の時に結婚したのだけど、夫となった人とは、お互いが大学1年の時の5月にあるきっかけで知り合い、7年後にはなんとなく結婚することが決まっていた。いつのまにか・・・。

そう言えば、36歳のとき、チャットのオフ会(30人以上集まった)で知り合った12歳年下の大学院生の男の子に、突然「ねえ、さとこさんって、まだ子ども産めるよね?」っていわれたことがある。「だって、ぼく、子ども好きだから・・」って言われたって、あーた、定職も持たず、就職したくないから院に行ったとのたまい、バイトにだって「行くのタルイなー」とか言ってる人が、なにおっしゃいますかぁ〜、あたしゃ何のことやらサッパリ分かりません (だいちあたしはひとづまだす) だったけど、ずっとあとで、けんちゃん(って誰やねん)にその話をしたとき、彼に「それってさとこに対するプロポーズの言葉だったんじゃない?」って言われて、2年後になって、そうだったのかも・・ってちょっと思った。 そんなのがいっこだけじゃなー さみしすぎる・・・

きっと もう プロポーズされることなんて 生涯 ないんだろうなぁ
だれか プロポーズしてくれないかな たぶんけっこんはできないけど←バカ?

たとえば、

「ぼくのパンツを洗ってくれないかい?」 ←いやだ!洗濯オバサンじゃないぞ。
「毎日、キミの笑顔で起こされたい」 ←わたし寝起き悪いんです。
「しあわせにするよ」 ←これ嫌です。しあわせにされるって何?とか思っちゃう。

って、こんなかわいくない事を言ってるから だれもプロポーズする気になれなかったんだな。きっと。・・・ということにしておこう。


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