キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2012年08月05日(日) ひとりきりの夏。


色々なことがあった。

Jに3年以上ぶりに会ったり。
王子とバッタリ遭遇したり。

それでも分かったのは
昔には戻れないということ。

当たり前のことかもしれないけれど
どこか実感が湧いていなかった。
Jとも王子とも、もう前のようには戻れないこと。


*****


毎週金曜日は、Aさんに会ってゴハンを食べてサヨナラをするのが習慣になった。

金曜日になるとなんとなく会う流れになって
2人で一週間分のたまった疲れを癒しながら
美味しいゴハンを食べる。

突然Aさんが不思議なことを言う。

『最近たまに考えるんだけど、
 俺が死んだら、はるかちゃんは俺の棺の前で泣いたりするのかな。
 嫁も、急に俺が死んだらびっくりするのかな、とか。』

そんなの。
泣くに決まってるじゃないですか。

私以外の人たちだって、みんな泣きますよ。

本心だった。
Aさんはみんなから愛されてる。

けどAさんは苦笑いをしながら首を横に振った。










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