キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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いつの間にか私はJの気持ちを追い越して、私はJの事が好きです。 私の気持ちが大きすぎて、Jとの気持ちに差が生まれて、私はどんどん「もっと好かれたい」気持ちがまた大きくなって不安になる。 Jが私のことを嫌いになった訳ではない。 ちゃんと大事に思ってくれている。と思う。 でもやっぱり付き合い始めたときとは気持ちに変化がでてきていて、 彼にとって私の占める割合が減ってきている。 こんなことしょうがなくて、責めても仕方が無いのに 昔のあたしの方が幸せだったなんて、なんだか辛い。 このままずっと辛かったら、もう別れしか残されてないのかな、とも思う、
Jが初めて私の手を握ってくれた日、ずっと私の手を両手で包んでくれて 頭をずっと撫でていてくれた。 そのとき私は一番幸せだったんだと思う。 あの日の涙を私はもう流せないのかな。 前の自分が羨ましい。
もうすぐ21歳になる。 それまで頑張ろう。
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