キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2006年08月08日(火) そんな訳で

結局Jが私の居るところまでやってきた。
会って話をしたら、ようやく安心してくれたようだ。
今Jの気持ちがすごくすごく大きい。
私の何倍もの気持ちで、私を包み込むのだ。

前日、ほとんど寝ていないこともあり、私はくたくただった。
疲れてベットに休んでいると、Jが何度も私の頭を撫でて、手を握ってくれた。
彼はよく私に触れたがる。
私の手を、彼が両手で包む。私は目を閉じる。
何だか泣けてきた。手を握ったまま、静かに泣いた。
『どうして泣くのー?』
私は笑って、質問には答えない。
私自身も、的確な答えなどきっと分かっていない。


Jのココロ以外のどこが好きかと言われたら、間違いなく『手』と『声』と答えると思う。
正直、Jの顔は好みではなかったりする。
手が好きだ。声が好きだ。
手タレ並に、彼の手は綺麗だ。
ずっと見ていても飽きない。
そして声も好きだ。
ずっと電話していても、きっと飽きない。


あぁ、とても眠い。
二人で眠った。




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