| 2012年06月08日(金) |
■最後にどのような感覚で終わったかがとりわけ重要です。 |
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私たちが何かの行動を定着させることができるかどうかは、 最後にどのような感覚で終わったかがとりわけ重要です。 勉強でも仕事でも、その行動を定着させたければ、 必ず最後には心地よい感覚を残しながら終わらせるように、 工夫するべきだということです。
たとえば、受験勉強のために問題集を解いているときには、 問題が解けなかったり、間違ったまま終わらせていけません。 必ず正解を出せるところまで続け、「俺は出来たのだ」と いう快感を得ながら終わらせるようにするのです。 そうすると、また次回も進んでその問題集に取り組もうと いうヤル気が脳の根底から湧いてくるわけです。(略)
ところが、実際には、これとは正反対の 終わり方をしている受験生が少なくありません。 問題が正解できたときには、気分がいいので次の問題に進みます。 しかし、正解ができなかったり、解き方が分からなかったりすると、 嫌になってそこでやめてしまうのです。 こうした習慣を繰り返えしていると、 ネガティブな感覚だけが記憶に残り、やがてその科目全体に対して 苦手意識を植え付けることになってしまいます。 これでは、ヤル気が持続するわけはありません。
出典元 「「前向き脳」のつくり方」 おすすめ度 4 著者名 吉田 たかよし
終わり方は、大事なんですね〜 終わり方がいいと「よい印象」が残り、次に向いやすくなる、 これは、実験でも実証されているそうです。
例えば、誰かと会っても、その終わり方の印象で、 次に会うときの気持ちがおおかた決まるそうです。 にっこりとして別れるか、むっつりとして別れるか、 次に会う気分に大きく影響されるということですね。
今まで、ダメだ、出来ない、解けないまま、もう嫌だ、 なんて、すっきりしないまま終えることが多かったのですが、 また、気分の悪いまま、別れたりすることもありましたが、 それはよくないのですね。 やっぱり、終わり方は、
「ああ、よかった〜、楽しかったね」 「やったね〜できたね〜」 「あなたと会えて、本当によかった」
などの方がいいのですね。 そうすれば、次につながるし定着もしやすくなるのですね。 「終わりよければすべてよし」は、脳的には本当なようです。 終わり方、かなり大切にし工夫せねば、ですね。 ■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「びっくり!こんな狭いところにあっても元気な木たち」
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