2010年05月26日(水) |
■もしも、あのとき、こうしていたら、ああしていたら… |
人生には、脇道に逸れそうで逸れない 危うい一瞬というのがあるのです。 「こちらに来れば」と、別の道に誘われる。 「あっちの道」を行けば、 波瀾万丈な人生が待っているかもしれないし、 もっとドキドキした毎日が送れるかもしれない。 心惹かれるけれど、結局は平凡な「こっちの道」から 離れることはしない。
何年もたって、「もしも、あのとき」と 選ばなかった人生を思い描くことがあります。 「あっちの道」と「こっちの道」、現実は一方だけ。 いつも、もう一方が少しだけ良く思える。 後悔ではなく、 「あっちの道」を行く自分の幻が、ただ眩しいのです。
出典元 「人生、どうにかなるさ!」 おすすめ度 3.5 著者名 新井 えり
どんな人にも、誰でも、 選べなかった、選ばなかった道がある。 逆をいえば、選んできた道がある。
そして、ときに、そんな道に思いをはせる… その選ばなかった道、選べなかった道は、 今の自分がみじめなときだと、うんといいように思えるし、 今の自分が満たされていると、「これでよかった」と思える。
また、ふと、 もしも、あのとき、こうしていたら、ああしていたら… 選んできた道は、これでよかったのだろうか… などと、考えてしまうこともある。 人は、そんな思いを持ちつつ、 揺れながら、生きているのだと思う。
自分が選んできた道は… 思った通りでないかもしれないし、 思ったようにはいっていないかもしれない。 選んできた、なんて言いたくないかもしれない。 それでも、やっぱり、今の道は今の道。 大切にしていかなければ…と思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「こんなのを見つけたら、見ちゃうよね?」
って、思うのは、私だけでしょうか?
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