2010年04月29日(木) |
■正しいことであっても、いえばいいというものではない。 |
正しいことであっても、いえばいいというものではない。 相手の立場、プライド、タイミングをはからなくては、 人間関係は円滑にはできないのである。 (略)
いい人間関係なんぞ、最初からあるものではない。 自分たちで少しずつ作っていくものだ。 それは、いつも、小さな気遣いから始まるのだ。
出典元 「人間関係で「キレそう!」になったら読む本」 おすすめ度 4 著者名 斎藤 茂太
本当にそうだなあ…と思う。 言いたいことがあっても、 ただ自分の言いたいままに、言えばいいってもんじゃない。 それが、どんなに正しいことであっても、 そこに、相手への気遣いや思いやりが必要だ。
それは、自分が、言われる立場に立ってみるとわかる。 仮にそれが正しいことだとして、言う人が、 こちらの立場、状況、プライド、タイミングなどを無視して、 言いたいように言ったならば、聞く耳を持てないと思うのだ。 逆に、腹がたつばかりで、おそらく、反論したくなる。
遠慮しないで言い合える人間関係がいいとも言えるが、 それは、実は、案外むずかしいことのように思う。 親しき仲にも礼儀あり…で、やはり、相手の、 そのときの立場、状況、プライド、タイミングなどは、 大切にしないと人間関係は壊れていくだけだと思うのだ。
こう…わかっていても、私などは、 言いたいように言ってしまうことが多々ある。 特に、身内、身近な間柄ほど、そうなってしまいがちだ。 いかんなぁ…と反省はするものの、実行はなかなかむずかしい。 意識して、気をつけていかねば…
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「春の日に出合ったワンコたち」
ワンコも春を感じているようだった。
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