ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2010年03月09日(火) ■イヤなこと、つらいことがあった後はふつうの自分ではない

人間は、イヤなこと、つらいこと、頭にくること、
そういったストレスに襲われた場合、
それに対してバランスを保とうとする。
いわば、ストレスに対する抵抗力といったものが働くのだ。

この抵抗力は、
適度なストレスを与え続けている間は強まるのだが、
過度なストレスを味わわせたあとでは、些細なストレスにも
抵抗できなくなってしまうことがある。
 (略)

ビジネスにかかわる精神医学を研究しているアメリカの
産業精神衛生部会では、このような人間メカニズムから、
肉親の死や、人間関係の極度な不和などを経験したあと
3〜6ヶ月くらいしか経過していない人に対しては、
転職や配置転換などをしないほういいと報告しているくらいだ。


出典元 「会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本」
おすすめ度 4.5
著者名 斎藤 茂太


例えば、このことは、ビジネスだけでなく、
通常の生活にも当てはまり、大きなストレスを感じた後、
3〜6ヶ月くらいは、小さなストレスも耐えがたく感じる、
ということを覚えておいた方がいいそうだ。

この3〜6ヶ月の間に、
「なんとかしなくちゃ」、と思って、自分に負荷をかけ続けたり、
「これじゃいかん」と思って、ストレスに無理に立ち向かって
いこうとすると、精神的にかなりの打撃を受けたり、
かえってストレスから立ち直ることが長引くという。

また、それだけでなく、ひと仕事をやり終えたけれど、
まだ相当疲れが残っている…そんなときに、
イヤな仕事、負荷のかかることをさらに押しつけられると、
そうでないときにはガマンできるし、できるのに、
「到底ガマンできない、とてもできない」と感じるそうだ。

精神的な打撃があった後、
また、肉体的にひどく疲れを感じているときは、
いつもの自分ではない…無理は禁物。
いつもの自分に戻るには、ゆっくり時間をかけて戻すこと、
身体を休めたり、自分の好きなことをすることなどして、
自分をいたわることが大切だということです。

自分の人生に大きな影響を与えるようなことがあったら、
その後3〜6ヶ月は、いつもの自分ではない、
ということを知っておくといいかもしれませんね。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「美脚マシーンの効果はあるのか、ないのか?」

こんな効果はありましたよ。
だから、頑張りますっ。

My追加


 < 過去  INDEX  未来 >


 
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加