2010年01月19日(火) |
■問題は、今の自分の脳力では、一朝一夕には解決できない |
私たちに与えられる問題は、自分にとって、 五歩先のことである場合が多いと思うんです。 つまり、今の自分の脳の力では、一朝一夕には解決できない。
その解決できない五歩先の事ばかり考えていると、 意欲を起こすのは難しくなってしまいます。 五歩先に解決がある問題を分析して、 今の自分にもできそうな一歩目をまず見つける。 一歩先まで確実に行けるように努力する。 それから二歩目に進んでいく。 二歩先まで確実に行けるようにする。
そうやって一歩一歩進んでいくうちに、 脳内のネットワークが強化されてやがては五歩先まで 一歩で跳ぶような仕事もできるようになってくるんです。 その一歩一歩を自分で見つけていかないきゃいけないんです。
出典元 「脳と気持ちの整理術」 おすすめ度 4.5 著者名 築山 節
脳の働きから言えば、 「基礎から地道な努力を続けていくと、 最初は時間がかかっても、ある段階から、 脳の成長が加速度的に速くなっていく」そうです。 これは、脳内にネットワークができてくるからだとか。
だから、例えば、営業職を例にとると、 ○一歩目は、スケジュール管理を完璧にして約束の時間に 遅れないようにする。 ○二歩目は、顧客に好感が得られるような挨拶を体得する。 ○三歩目は、説明すべきことをわかりやすく説明する。 こんなことを「確実にできる」ようにしていくと、 脳のネットワークができて、このレベルのことは 瞬時にできるようになり、すると自信となり、 また、バラバラに見えていたことが流れとして見えてきて、 すると、四、五歩目も考えられるようになる、のだそうです。
早く何かを成し遂げたい、ことをすませたいばかりに、 一気に五歩目に向かおうとして、かえって挫折したり、 強引な解決をはかろうとして、かえって問題を こじらせたりすることがある。
こうなると挫折や失敗が重なり、やる気がなくなってくる… 逆に、できることを一歩一歩やっていって、自信をつけると、 次につながっていく…そのうち5歩にも達する… 時間がかかっても、まずは、一歩からはじめることが 大事だな、と思ったしだいです。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「山手七福神巡り…大円寺「大黒天」」
ここの神様たちはとてもよかった。 こちらまで、笑顔になったのでした。
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