2009年12月14日(月) |
■心に残る人、話をする人になりたい |
私は人とのつきあいで 「残心」ということを常に考えています。(略)
人と何らかの接触を持った場合、 別れたらケロリと忘れてしまう、あるいは 忘れられてしまうのでは、よい人脈形成はできない。 人とよい関係を築き、継続していくためには、 「残心」ということがとても大切だと思うのです。
このことは話についても言えることです。 人と15分間、30分間話をする。 話し終わって、 「ああ、この人と話ができてよかったな」 と思うのは、どういうときか。 印象深い何かが、心に残ったときだと思うのです。 人と話すときは、そういうものを一つは、 残せるような話し方をしたいものです。
(注/「残心」とは、未練、心残りと解されることもありますが、 武道では、「大切な心構え」とされているそうです)
出典元 「3分以内に話はまとめなさい」 おすすめ度 4.5 著者名 高井 伸夫
私は、この「残心」ということを、 心理学教室で「余韻」と習ったことがある。
人と話していて、「残心、余韻がある人(話)」と 「全く何も残らない人(話)」がある。 普段人との会話では、多くがこの間で完結していると思うが、 ここぞというときには、 「心に残る、余韻がある人(話)」でありたいと思う。
この本では、相手の心に残るためには、 相手の今の状況にあった話、知りたがっている情報、知識、 発想、考え方などを話すことが大切だと言っています。 自分が話したい話を一方的にするのではなく。 (ついつい、しがちですが…) もちろん、「教えてやるよ」という上から目線ではなく、 正論を振りかざしたり、押しつけなどはなしで。 そのためには、その人の話に、普段からよく耳を傾けること、 まず、これが大切だということです。
自分の話が「心に残る、余韻がある話」であるかどうか、 (もちろん、さりげなく、押しつけでなく…) ただ流れていく話をしてばかりいないか、 時に意識して、チェックしていきたいと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「 「がばいばあちゃん」のお話その5…「金持ちも貧乏も」 」
例えば、こんな言葉、紹介してます。
「頭がええ人も、頭が悪い人も、 金持ちも貧乏も、50年経てば、 みーんな50歳になる。 心配するな!」
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