| 2005年04月24日(日) |
「お世話になっております」 オトナの世界はこのひと言より始まる。 |
「お世話になっております」 オトナの世界はこのひと言より始まる。
いわば「お世話になっております」は オトナの世界における万物の始まりといっていい。
使い方の基礎を述べるとすると、 ほんとうにお世話になっているかどうかは関係がない。 とにかく、開口一番、あっという間にそう述べるべきだ。
「お世話になっております」 そう、たとえあなたがお世話になってなくても。 「お世話になっております」 むしろオレがおまえをお世話しているのだと思っても。 「お世話になっております」 あなたと私は絶対に初対面であるけれど。 「お世話になっております」 たとえ先方の電話に出たのがベッカムだとしても。 「お世話になっております」 たとえメールを送る相手がローマ法王だとしても。 「お世話になっております」
■「オトナ語の謎」より■ 糸井 重里 (著), ほぼ日刊イトイ新聞
その通りです。それがオトナです。 今日は引き続き、本からの引用続けます。
オトナの世界における万物の始まりが 「お世話になっております」だとしたら、 世界が終わる日に交わされる挨拶はこの言葉。
すべての終わりにオトナはこう添える 「よろしくお願いいたします」
むしろおまえがオレにお願いしているのだとしても。 「よろしくお願いいたします」 先方の担当者がマイケル・ジャクソンだとしても。 「よろしくお願いいたします」 申し訳ないけど週明けまで待ってもらえないかと 掛け合う相手が待ちくたびれたホーキング博士だとしても、 「よろしくお願いいたします」
火星人が地球を滅亡させようかどうか悩んでいるとき、 なぜかあなたは地中代表の交渉役に抜擢されてしまい、 しかたなく火星人の前に出て、 地球を存続させるべき13の理由を述べたあと、 火星人の目を見て頭を下げながら。 「よろしくお願いいたします!」
「オトナ語の謎」より
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