| 2005年01月21日(金) |
しかし松下は「きみ、立派だ。よくやった」と言った。 |
ある部下が報告に来たときのことだ。 「月刊PHPを置いてもらうために某エリアを 10軒回ってみたのですが、1軒しか色よい返事が もらえませんでした」と 非常に申し訳なさそうに、しょげ返って報告をした。 そばで聞いていた私は、10軒で1軒ではしょげ返るのも やむを得ないなと思っていた。
しかし松下(※)は「きみ、立派だ。よくやった」と言った。 「10軒回って1軒ってことは、 100軒回ったら10軒取引をしてくれる。 1000軒回ったら、100軒も扱ってくれるな!」と、 「ようやった、ようやった」と褒めたのである。
そのとき部下の表情がスッと生気を取り戻したことを よく覚えている。
「きっと芽が出る人の法則」より 江口 克彦著 PHP ※松下幸之助氏のこと
うまいこと言ってるなぁ…やっぱり。 こんなふうに言われたら、 きっと1000軒回るだろうなぁ… いや、きっともっともっと回るに違いない。
今時、こんなことを言える経営者が何人いるだろう。 もし私が経営者だったら言えるだろうか… 恐らく、私には言えない。
こんないいことを言えないまでも、 人を動かすとき、人を育てるときは、 やっぱりちゃんと褒めて、 やったことを認めてあげないと いけないなと肝に銘じた次第。
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