ことば探し
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2004年04月01日(木) その結果、私たちは他人に対して次のような思い込みをするようになった。

私たちは幼少のころ、人間関係に関するルールを学んだ。
そこで、他人も同様のルールを身につけて育ったものと誤解した。
その結果、私たちは他人に対して次のような思い込みをするようになった。

・私たちを公平に扱ってくれる
・礼儀正しくふるまってくれる
・私たちの意見に賛成してくれる
・私たちを理解してくれる
・善悪をわきまえて行動してくれる
・思いやりを持って接してくれる
・私たちの幸せを願ってくれる
・私たちが困ったときには助けてくれる
・私たちと同じように状況に対応する
・私たちを怒らせたり悲しませたりしない

私たちは他人が以上のような理想主義的な行動をとってくれることを
期待しているために、期待通りでない場合に腹を立てたり、
傷ついたり、失望したりする。

しかし、彼らには彼らなりの行動指針があるのだから、
他人がどう行動すべきかを私たちが規定したところで、
何の意味も持たないことを理解する必要なある。

もしすべての人がお互いに思慮深く思いやりを持って行動したら、
人生はずっと楽しく快適になることだろう。
しかし残念ながら、それは現実的な期待ではない。


     「すぐに役立つとっておきの考え方」より
            ジェリー・ミンチントン著




母の話を聞いた…母は、今なお父に期待している。
思いやりのことばをかけて欲しい、、もう少し話しを聞いて欲しい、
どっかに行こうと誘って欲しい…などなど。
そのくらいしてくれて、当たり前だと言う。
なぜなら、昔も今も分は一生懸命働き、ここまでしたのは、
自分がいたからだと言う。
(それは、確かにそうだと私も思う)

しかし、父は、母が望んでいることをしてくれるような人ではない。
というより、父が思いやりと思っていることが、
母が望む思いやりとは全然違うものだし、
母の話はもうすでに、聞いていると父は思っている。
今更、何の話しを聞いて欲しいのだと…言っている。
そもそも、食い違っているのだから
母の期待に答えるべくもない。

母の期待はいつも裏切られ、母の父への恨みは募る…
その結果、父との言い争いは多くなり、
愚痴ばかり、恨み言ばかり多くなる。

悪循環だ…どちらかが、変わらなければ、
何の進展もなく、お互いが不愉快なまま過ごすことになるだろう。
それでも、二人とも、自分が変わるよりはいいらしい…








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