2004年03月31日(水) |
精神的に不安定な人は、わが子の精神的安定を促すことがなかなかできない。 |
精神的に不安定な人は、 わが子の精神的安定を促すことがなかなかできない。 むしろ、子どもの精神的不安定を助長するような 育て方をしやすい。
その結果、私たちは将来に対して不安を感じ、 最悪の事態を想定しておくべきだと学んだ。 物事はなかなか思いどおりにいかないのだから、 あまり期待をふくらませたり、 希望にあふれた将来設計をしたりしてはいけないと注意された。
人生とは、楽しむものでなく耐えるものだと教えられた。 こうして私たちは、悩みの種がつきないのが 世の常だという信念を持つようになった。
「すぐに役立つ、とっておきの考え方」より ジェリー・ミンチントン
親の影響を知らない間に受けていると思うが、 私は途中で気が付いた… 親が言っていたこと、回りから言われ続けてきたことが 何か変だぞとか、ちょっと違うのではないかと。 そう感じてから、自分の頭で考え始めた…
その結果、 なるほど、こういうことかと思うこともあれば、 やっぱり、全然違うなと思うこともあった。 この考え方の方が、生きやすいなとか。
最近は、育った年代、回りの環境や、住んでいる土地柄で 随分考え方に違いのあることを実感している。 だから、いろんな考え方に接し、その考え方を 自分なりに咀嚼して自分の頭で考えるのがいいと思う。
育ててくれた親や、回りの環境を 非難したり、被害者意識を持つのは簡単だが、 それだけで済む問題でないし、 そこで終わったら成長はないと思う。
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