2004年02月24日(火) |
「経験の深さ」もしくは「経験のしかたの深さ」が心の深さをつくるではなかろうか。 |
「経験の深さ」もしくは「経験のしかたの深さ」が 心の深さをつくるではなかろうか。
いいかえれば、ひとの心に、 2つ、またはそれ以上の世界が成立し、それぞれの世界から、 各々べつな角度で同じ一つの対象をみるとしたら、 この「心の複眼視」から、 ものの深いみかたと心の奥行がうまれるのではなかろうか。
「生きがいについて」より 神谷 美恵子著
神谷さんの本は、いつ読み返しても考えさせられる。 「心の複眼視」か…。 きっとそうしたら、物事が立体的に見えるのかも知れないな。 1つより2つの目で見た方が、発見があるだろう… 表からだけでなくて、裏から見ても(横でも) きっと違ったふうに見えるだろう。 その方が、物事のより正確な姿を写し出すのではないか… しかし、そう見えるにはやっぱり、体験とか経験が必要なのだな。
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