2001年11月17日(土) |
「悪い可能性を恐れてもしようがない」 |
「悪い可能性を恐れてもしようがない」
出所 不明
最近、この経済状態の中で、いつも「悪い可能性」を考えている。 考え始めると、この「悪い可能性」がどんどんとふくらんでくる。 「悪い可能性」とは、とっても考えやすいことなのではないか。 「悪い可能性」が力づくと、「良い可能性」がかすむ、あるいは 見えなくなる。
しかし「悪い可能性」を恐れて、何もしなかったら何も始まらない。 たぶん、「悪い可能性」を恐れるだけで、何もしないほうが よっぽど恐いことに違いない。
しかし、「悪い可能性」はやっぱり恐い。 その前で身がすくむ。 じっとして、身を縮こめて通り過ぎるのを待ちたくなる。 気が付かないふりもしたい。 見ないふりもしたい。
「悪い可能性」は、なかなか心の中からは出ていかない。 いつも心のどっかにある。
きっと…そういう「悪い可能性」の対処の仕方に 人間の器の大きさがあるんだろうと思う。 「悪い可能性」を考えて、その事実を受け止めて、 あらゆる対処方法を考えて、そして「悪い可能性」に 向かっていくんだと思う。恐れず、自分と自分の力を 信じて。
私はどうだろう…せめて「悪い可能性」ばかりを 見て恐れてばかりいないで、「良い可能性」も見るようで いたい。
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