語り
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2005年12月02日(金) あなたは素敵なダウンタウンボーイ


今日原稿しようって思ってた優秀な私に、
突然1本の脅迫電話がかかってきました。

「ちょ、おめー、今日アレ買うのかよ。買うんだろ?どっちだよ。言えよ。買わねえんだったら・・・俺も買わねえかんな・・」

電話は、なんかすごい淋しがりやの不良からでした。
多分、この不良、トイレで一緒にシケモクタイプです。

「え、どうしようかなあって思ってるんですけど・・」
「どっちだよ。あー分かった!分かったよ!俺は買う。いいか。俺は買う。分かったな。お前のおかげで背中後押しされたよ。サンキューな」

突然、電話の向こうでなんか清清しく決定されました。
晴れ晴れとしたその声に、思わず胸をうたれ

「分かりました!じゃあ私も買いましょう!」

と答えてしまいました。

そこで、あの、近所の、「忍足のバレンタインデーキッス予約しても、発売日においてなかったTUTAWA」に、寒風吹き付けるさなか、その「アレ」を買い求めに行きました。

予想どおりありませんでした。

それをさっきのシャイなダウンタウンボーイに伝えたら、

「てめ・・ひどいじゃねえか。俺は買ったんだぞ。お前も買えよ!ちくしょう買ってくるまで、戻ってくんじゃねえ!」

と、自分の家なのにしめだしをくらいました。
もう一件のTUTAWAにももちろんなかったので、すごく哀しかったです。
なにが哀しいって、寂しがりやのダウンタウンボーイに

「私も買ったよ☆」

とゆってあげられなかったから・・・・

ごめんね、とせめての気持ちでなぐりがきした絵をトップにしました。

明日また別の本屋いってくるんで、今日首尾良くゲットできなかった私を許してください。


ぶな |MAIL