語り
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2002年08月09日(金) 臨月

 美生(友人瞬)、もうすぐ出産である。

 出産予定日まであと3日という今日(※さっき)、
 
 「子供生んだら、しばらく手一杯になるから」と、

 自分で車を運転して、結婚式の写真を持ってきてくれた。  
 


 っていうか、出歩くな。
 自分で運転するな。




 しかも、持ってきてくれたのは嬉しいが、

 我々4名(恭子、ソーダ、ゆみ、純子)ががんばった披露宴芸、


 歌って踊る『タッチの愛がひとりぼっちの替え歌』の
 
 キメポーズベストショット集
になっている。
 (※フォトグラファ−、りんちょ)
 
 ありがとう、りんちょ。
 なんだか披露宴らしいまともな写真が一枚もないよ・・・
 

 
 ところで、おなかの赤ちゃんは順調かどうか、訊ねたら

 順調なので、先日、


 ローリー寺西と大槻ケンヂのライブ
にいってきたらしい。


 臨月の妊婦が行くなよ・・・・

 
 
 名前をつけるのに、だんなさんとああでもない、こうでもない、と
 連日激しく議論しているらしい。
 相変わらずパワフルな奴である。
 
 彼女のお子さんは、
 このままいくと八月生まれで獅子座、


 しかもB型になるという。


 美生:「いややわ〜。だんなBでわたしOやから、どんなにイヤでも
     B型になってしまうんよ〜〜」

 純子:「フッ わたしと一緒やん、イイコに育つぞ、美生」
 
 美生:「そうよ、将来心配やわ」

 純子:「なんでやねん」

 美生:「生むン遅らそうかと思ってよー」

 純子:「わたしと一緒が、そこまでイヤかい」
 
 美生:「遅らせたら遅らせたで、乙女座のB型やねん」

 純子:「恭子(松本人志似の友人氷河)か・・・・・・、

   断然ヤバイやろそっちのが」


 美生:「恭子か純子か・・・。あ〜どっちにしろ終わってるなあ」

 純子:「失礼すぎるぞ美生」

 
 文字どおり腹を抱えて笑い、
 美生は、

 「ほならまたな」

 と、車中の人になった。

 次に会う日は、きっと母になっているであろう美生。

 生まれる予定日3日前まで、友人宅を己運転の車で、
 訪問してまわる母を持つ、おなかの赤ちゃん。

 頼むよ、無事に生まれてきてネ、と、

 祈る思いで、彼女の愛車(ピンクのヴィッツ)のテールランプを見送った
 今日のわたしであった。



  

  

 



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