語り
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2001年11月25日(日) 俳句

 唐突だが、ああ、親子だな、とげっそりする瞬間というのがある。

 以前たしか自分のHPの連載「シベリアの日記」で、星矢と瞬の短歌を載せたことがあった(超字余り。というか、ルール無視)のですが、

 昨日の晩、父がこたつで寝転がっているのを発見。
 その手にはボールペンが握られたままだった。
 こたつの上をみたら、メモ用紙と、新聞の俳句投稿欄が。 

 よく見ると、
 「新年の俳句募集」と新聞には大きく書かれており、
 メモ用紙には、

 「新年や 入れ歯と餅が 獅子の牙」

 という勇ましくも猛々しい俳句が、丁寧な字で書かれてあった。

 ・・・・・・・・。

 父よ・・・。
 投稿するんだ・・・?これを・・・・。
 (ちなみに俳句の投稿欄には、どこの市に住んでいる誰々、と実名が乗る)


      

 


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