ニューヨーク俳優修行日記
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2001年12月11日(火)




昨日も夜は稽古。
それにしてもこの劇団の稽古時間は長い。
現時点で一週間に20時間(週4日)。
本番が近くなると週5日だ。
ギャラは稽古中はなく、本番3週間はは全部で600ドルぐらい。
オリジナルの作品を作るから時間がかかるのは仕方がないけど
体がなれるまではちょっとつらい。

はっきり言って公演が終わる3月の生活は稽古中心。
たまに遊びに行っても、次の日が稽古だったりすると落ち着かない。
まあ、好きでやってるから文句も言えないが何とか俳優業で
食べれるようにならないと長続きしないよな。
劇団員の中には9時5時で働いている人もいる。
ものすごいエネルギーだ。中には別の公演を掛け持ってる人も居る。

このハードなスケジュールに文句を言いながらも続けているのは
皆がこの劇団が何処かに行きそうな気がするからだろう。
この2,3年が節目になりそう。

ぼやきはここまで。
このところフェイ・ウォンにはまっている。
彼女の声は聞いているととても落ち着く。
もちろん歌詞は全然わからないわけだけどそれでもとてもいい。
香港ポップにはまるとは不思議な感じ。
あと、最近はスガシカオも好きだ。
どうも以前と比べてポップなものが好きになってきたよう。

そう言えば、読書も10月はさくらももこのエッセイを読みまくっていた。
読みやすいもの聴きやすいものへと嗜好が変わっているのか?
まるで年をとっているようだ。
最近は本屋にも行ってないので、村上春樹の古いエッセイを読んでいる。
今年はBOOK OFFのおかげで随分日本語の本を読んでいる。
一冊一ドルだから面白そうなものはかたっぱから買ってしまう。
感謝、感謝である。

ニューヨークでは大抵の日本のものが金さえあれば手に入る。
日本食、本、CD、日本人もいっぱい居るし。
この2,3年は風俗の宣伝もものすごい。
ランパブからピアノバーまで何でもある。
こちらの駐在員がよく行くらしい。
最も9月11日以降はどこも売り上げが落ちているらしい。
いずれにせよ貧乏人には縁がない。












      

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