父母の幼少時の薄毛を相乗させ、れおは超薄毛で生まれ育ち、そして満2歳まで一度も髪を切る必要がなく過ごしてきました。 しかし、もう少し伸びると前髪が目にかかりそう・・ようやく伸びてきた貴重な髪の毛だけれどもせめて前髪だけでも切ろう、と、本日の断髪に踏み切ったのです。
はさみを見るやれおは爪を切ると思ったらしく、両手を私の前に差し出しました。いやいや、今日は爪ではなく髪を切るんだよ、と、説明すると、何やら怪訝な顔。くしで髪をとくとはじめはこそばゆさに笑ってしまっていたれおでしたが、その笑顔が段々と泣き笑い顔になってきました。 例によって「こわいこわい!」の連発。「わたしでるよ〜!」と謎の発言をし、二房程度しか切る事が出来ませんでした。 やっぱり初断髪はれおにとって恐怖なもの、それならば仕方ない、遊ばせて後ろからこっそりと切ろう、と作戦をかえました。 当初は前髪と横髪だけを切るつもりでしたが、いざ切ってみると後毛が長く不揃いなのが妙にボサボサに見えて、結局後毛も切りそろえる事になりました。
結果・・・超坊ちゃん刈り。今まではまだ「女の子?」と聞かれる事もあるほどあどけなさをとどめていたけれど、完全にふてぶてしい男の子になりました。
さらさらヘアーの悲しい宿命→坊ちゃん刈り。これを打破すべくイカした髪型を考えないと・・そして私自身もヘアカットの腕を磨かないと!・・と、夫の髪で練習に勤しむ母なのでありました。
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