LEICOCO DIARY
れおと暮らす日々雑感。

2004年04月18日(日) 旅の日記3・骨董市とタンゴ

トレーゴ広場の骨董市は朝10時から始まります。
朝食を済ませたあと、早速タクシーで広場へむかいました。着いた頃にはすでに多くのお店が軒を並べ、たくさんのお客さんでごった返していました。
れおが行きのタクシーの中で寝てしまったのでベビーカーに乗せ、夫婦揃ってお店を熟視。いかにもパチっぽい時計からため息が出そうなほど細かな銀細工、ブリキのおもちゃやら100年も前のカメラやら、とにかく色々なものがあります。
人の波をかき分けかき分け全てのお店を見つくし、途中、ストリートタンゴを観つつ全部で2時間。いやぁ楽しかった。
戦利品は銀細工のアクセサリー、キューピー人形の置物、指輪、カップ、です。
この骨董市のそばにはアンティークショップがたくさんありました。
アンティーク家具やアンティーク食器など、市場とはひと味違う高級感が感じられるものがたくさん置いてあり、これまた興味深かった。
れおお気に入りの「アンティークおもちゃの自動車」のお店では買う気もないのにれお大興奮で長居させて頂きました・・。美しい自動車達が綺麗に配列されていて大人目にもなかなかおもしろい!

帰り道の途中で「デズニーベル」というステーキ屋さんに立ち寄りました。
驚きの安値で美味しいお肉がしかも満腹食べられ、とても幸せ!ここのお店はツナポテトサラダがものすごく美味しかった。
やっぱりステーキは味付け無しで出されました。それがアルゼンチンの主流なんですね。

ホテルに戻って休息を取り、ちょっと散歩に出かけたりして、夕食は現地ガイドお勧めのイタリアンレストランで食事をしました。

そして、夕食後は意を決して「子連れでタンゴショー」へ。
タクシーで10分程の観光客向けの「セニョールタンゴ」へ行きました。
店頭の派手な看板とは対照的に趣のある造りの店内、座席の中央にはグラスに浮いた赤いバラがライトアップされ中央の舞台は夜更けの路地を想像させられる雰囲気がありました。
周りの人々は店内で夕食を済ませ既にデザートを食している所、ショーは始
まりました。
昼間見たストリートタンゴとは違う完成度の高い大人のタンゴに圧倒されつつ、れおは夢の中へ。
途中、男性シンガーの歌とトークをはさみ、熟年アコーディオンオーケストラが登場、幼き頃によく父と寝床で聞いた「ラ・クンパルシータ」を演奏します。父がいたら喜ぶだろうな。
込み合う前に一足早く店をあとにホテルへ帰りました。

ストリートタンゴは若い感性で楽しく見る事が出来るので楽しいけれど、
やっぱりタンゴショーのタンゴはレベルが高い。
男性も女性もパワフルで表現力がものすごい。舞台俳優が短い曲の間に「演
じている」役が路地裏の娼婦だったり天使だったりするのに、セリフもなく同じタンゴという曲だけでそれを表現出来ているのですごいなぁと感心
してしまいました。


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れいこっこ

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