愛より淡く
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2008年03月20日(木) 愛は☆型

夫が時々持って帰ってくるキャンディーがある。

星型をしたとっても美味なキャンディーなのだ。

私は特にエメラルドグリーン色のキウイ味が好きで、

キウイ味が口の中にある間、めちゃめちゃはっぴーな気持ちになれるのだ。

もうね。それはいっしゅのエクスタシーに近い感覚で、

「やん、なんておいしーのーーしあわせ〜らららら」

と、あまりのおいしさに、小鳥になって大空を羽ばたきたくなるくらいなのだ。

「おいしーおいしー」なんてさえずりながら。

きっと、キウイ味を食した瞬間に、私の脳の快感物質が過剰に分泌されるのかもしれない。


で。


夫にそのことを、めいっぱい感情豊かに伝えた。

「あんな。ときどき例の場所から持って来てくれる飴ちゃんあるやろ?
あの飴な、これこれこうでかくかくしかじか(以下めいっぱいの感情表現で伝える)やねん。また持ってきてな〜


そしたら、言ってみるものだ。

その翌々日くらいに、袋いっぱい持って帰ってきてくれたのだった。


もうめちゃめちゃ喜んでみせた。


それでも、夫の顔色はいまひとつ冴えなかった。って、いうかボヤかれてしまった。。

「この飴とるために、わざわざ入らないとこ行ったんや。もっともうかるところに行くつもりだったのに。」

というような内容だった。


私はなんとなくその心持ちがうれしかった。

私のために、美味なるキャンディーをもらおうとして、わざわざ入らないP屋さんに行ってくれるなんて!!!しかもかなり遠方らしい。



そこに「愛」のようなもの?を感じて、温かい気持ちになれたのでした。


おーまいハッピーキャンディー








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テキスト庵さん