愛より淡く
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2008年03月08日(土) |
一妻激愛超豪華主義? |
「あなた、お願い。もし私が死んでも、新しい奥さんをもらわないと約束してちょうだい」
「あたりまえじゃないか。約束するよ。でもお願いだ。まだ死なないでくれ」
「ありがとう。これで安心して、あの世へいけるわ」
「何を弱気なことを言っているんだ。しっかりしてくれ。逝かないでくれ〜。逝かないでくれ〜」(号泣)
なあんていう場面を想像しながら、タージマハールに関する記事を書いていました。
ムガール帝国の王シャージャハンが、14人目の子供を出産した後亡くなってしまった愛妻のために、20年もの歳月をかけて作ったといわれる、妻のお墓「タージマハール」
純白の大理石は、妻への純愛の証?
本当に愛されていたのですね。
しかし色々調べていると、この奥様、実に素晴らしい奥様だったということがわかり、
「さすが20年もの歳月と2万人の労力と莫大な総工費用をかけてお墓を作ってもらえるだけのことはある。」と、激しくうなずいたのでした。
いうなれば、類稀なる美しさと知性を兼ね備えていた、超癒し系の奥様だったようです。
なにしろハーレムには全く目もくれず、側室も愛妾も一人も作らず、
奥様ひとすじの超愛妻家の王様だったそうですから。
大奥をフル活用して、子孫を増やしすぎて、その養育費のせいで幕府を財政難に陥らせてしまったという、徳川NO1好色将軍家斉様とは、対照的かも。
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