愛より淡く
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2002年12月11日(水) |
「押しかけ女房」その1 |
「女の人は、相手に惚れられて、のぞまれて、嫁に行った方が大切にされしあわせになれる。」
というようなことを以前の職場の先輩から聞いたことがある。
本当にそうなのだろうか?
どちらかというと、私は、相手にのぞまれて嫁に来たくちだけど・・・・・・・。
以下↓、しばし回想モード。
ある日、今の夫から、事務所に電話がかかってきた。
当時、私は、いつも遅くまで事務所に残っていて、苦手な事務処理を行っていた。残業手当は、一応ついたのだけど、7時くらいになると所長の指示でタイムカードを押して、その後はサービス残業を強いられていたのだった。他の営業の人たちも同じだった。(ほんまは、そういうことをしてはいけなかったのですがね。夜中の11時や12時まで残業手当もつけずに事務所に残るのは、やはり問題があったようです)
このことは、後に労働組合のえらい人の耳に入って、もう大変なことになってしまうのですがね。というのも、ある営業の人の奥さんが、納得いかんと、労働組合に、実態を暴露した直訴状を送りつけてしまったのでした。うちの会社の労働組合は、相当力がありまして。 結果、所長以下マネージャー陣は、厳重処罰されてしまいました。
まあそれはおいておいて^^。
「なんか、仕事も全然ぱっとせんし、ええかげん結婚でもして、会社辞めたいわ。ぶつぶつぶつ」
そんなふうに、ついつい電話で、今の夫に弱音を吐いてしまっていたことがあった。
「ええ、ほんとに〜?」と夫は、急に声が明るくなったようだった。
「うん、ほんまや」
で、なんとなくその後、なんか微妙に話がかみ合わないような気もしていたのだけど
なにしろ疲れてぼんやりしていたこともあって、適当に相づちを打ったりしていた。
すると、その数日後、また、夫から電話があって
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