愛より淡く
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2002年11月30日(土) |
思いっきり夫婦ゲンカ 懺悔と反省 |
「あんたはそういう人なんや、わかったわ。どうのこうのどうのこうの・・・」
と夫が、投げやりにな口調で言った。
「気持ちは、うれしいし、ありがたいと思うけど、 あんたのやることなんかいつも的がはずれとんや。 そんな窮屈なん着たら肩こってしゃあないしぃ」
ひえーーまたよけいなことを言うてしもたと思ったけど、言うてしもた。
気まずい雰囲気になりかけたところ、ちょうどよいタイミングで宅配便が来た。
私は玄関に出て、夫はその間に自分の部屋へ消えた。
宅配便は、私の仕事関係の書類だった。内容に目を通してがっかりした。 その内容は、私の労働意欲をそぐのに充分なものだった。
何もかも嫌になって、しばらくくさっていた。
それから時間が来たので、しぶしぶ仕事に出かけた。
仕事場に向かう途中の車の中のカセットで、井上揚水が
あんたとわたし〜♪運も悪いしカラダも弱い〜♪ なのに〜ふたり〜おんなじように雪が降る。
なんて唄っていて、なんかよけい気分が滅入っていった。
やっとこさ仕事を終えて、家に戻ると、夫がカレーと豆腐のスープを作って くれていた。
感謝しながらそれらを機嫌よくいただいた。
気がつけば、いつのまにか、いつもの普通の我が家の状態に戻っていた。
奥の部屋に置いてあった例の遠赤外線加工セラミック織りの肌着(2枚組) を改めてじっくり見た。「ひじ当て、肩当て付き」と図解入りで袋の隅に書いてあった。それを見たら、じいんと来て泣きそうになった。
いったいどんな思いでこの肌着をレジに出してくれたのかなあと考えたら、もうたまらなかった。なんか申しわけなくて申しわけなくて。
いろいろ反省すべきことが山済みで、今度こそ私は変わらなくては、と 心からそう思った。
これからは、ちゃんとあやまるべきことはあやまって、折れるべきところは折れないと。
ありがとうございましたゥ
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