愛より淡く
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2002年11月27日(水) 恋する魂

テレビの「力を合わせてゴーゴゴー」

の宣保愛子さんのコーナーを見ていた。

7年前に突然の事故で婚約者を亡くしたという女性が登場した。

その女性は、数年前に未婚の母となった。

亡き婚約者の代わりになるような大切な存在が欲しくて、
結婚することなく、子作りだけに協力してもらえる男性を見つけて
子供を作ったということだった。


亡くなった婚約者の言葉を宣保愛子さんがその女性に伝えていった。

ううむ。ほんまにそんなことができるのだろうか?

なぞといえばなぞ。

宣保愛子さんに、次々と言い当てられて、

その女性はうなずきながら、ずっと泣いていた。

「人間とはね、何度でも恋をするものなのですよ。

これが最後の恋だわ、と思っても、

また恋をするもんなのですよ

そのたびに、今度の恋こそは、本物だわ。って思うものなんですよ。

そしてね、それらは全て本物の恋なんですよ。

あなたもまたきっと恋をしますよ。」

と、宣保愛子さんは強く優しくそう言うたはった。

それから

「あなた、この子に兄弟がほしいと思っているんじゃない?
それだけは絶対にやめなさいよ。そんな安易な気持ちで
子供を作ってはだめ。人道に反したことをしてはだめ云々。」

と強くさとされていた。女性は、うんうんとうなずいていた。


亡くなった婚約者は、宣保愛子さんのすぐ近くに来ているとのことだった。

なんとも不思議な空間だった。

私は、宣保愛子さんのことを、「私は幽体離脱して東京タワーの上を飛んだこともある」という彼女の体験談を聞いてから、急に信用できなくなったのだけど。

真偽はともかく、宣保さんの伝えた言葉によって

その女性が勇気づけられるのであるならば、それはそれで有意義なことなのかもしれない。


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テキスト庵さん