愛より淡く
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2002年11月16日(土) めくるめくあの蜜月の日々など



思えば今まで、自分の恋がまともに成就したことは、一度もなかった。

成就するような気配は幾度かあったけれど、気配だけで終わってしまった。

なんかうまくゆかない。

こと恋愛に関しては、絶えず満たされない想いを抱えたまま、現在に至る。

たぶんもうこのまま余生を送ることになるのだろう。

「たぶん」というより「きっと」。

かな?

私は、自分の気持ちをストレートに好きな人にぶつけることができなかった。

傷つくのがイヤで、まわりくどい方法ばかりとって失敗して、結局よけい傷ついてしまったりした。あほみたい。

満たされぬあの片恋の日々は、すでにあまりに遠い。




ほろ苦いあの青春の日々は、すでにあまりに遠い。



1週間前に突然亡くなった町内会長さんが、夢に出てきた。

「おかげさまで、元気になりました」と

こっちに向かって話しかけていた。ほんとに元気そうだった。

夢の中の私は、「でもこの人たしかこの間亡くなりはったはずでは・・・」

と不思議に思っていた。それから青空の下、消防車のホースから大量の水が噴出したところで、

「オハヨー朝だよ。オハヨー朝だよ。今日も1日がんばろうね」

と、目覚ましに起こされた。




昨日見た探偵ナイトスクープで、イチローとベッドインする夢を見たという
女の人の投書があった。「世間にイチローとベッドインする夢を見たことの
ある女の人がどのくらいいるのか調べてください」とかどうとかいう依頼だったと思う。(少し違ったかもしれません。すみません。)

私は、誰かとベッドインする夢を見たことは、まだ一度もない。

だけど、ひんぱんに夢に出てくる俳優さんがいる。
あまりに度々夢に出てくるものだから、いつのまにか、淡い恋心を抱いてしまったくらいだ。

そういえば、その俳優さんも最近は全然出てこなくなったなあ。さみしいなあ。

CMで忙しいからかな?なんてね^^。




早いもので、ここの日記をはじめて、すでに1年以上が経過してしまった。

一年前の私の精神状態と現在の私の精神状態とでは、かなり違いが生じてきている。

ような気もする。一年歳をとったので、その分我慢強くなっただけのことかもしれない。

めくるめくあの蜜月の日々は、すでにあまりに あまりに 遠い。


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テキスト庵さん