愛より淡く
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2002年11月08日(金) |
「銀河鉄道」を食べながら「愛していると云ってくれ」 |
今日の夕方ごろから、突然、胃のあたりがキリキリと痛み出した。
やはりストレス性の胃炎だろうか?わっからん。
そういえば、この家に引っ越してくる前に住んでいたアパートで
昼食を食べた後、突然胃が激痛に襲われたことがある。
その痛さたるや、半端ではなかった。
じっとしていると痛いので、「いたーい、いたーい」
と、うめきながら、畳の上を転がっていたくらいだ。
そんなふうにして、しばらく激痛に耐えていたけれど、
「やはりこれは、普通ではない。 このまま放っておくと大変なことになるかも? 数時間後には、幽体離脱して、お花畑の上を空中浮遊していたりして あははは、そんなあほな、いでーーー せやけど、ほんまにそうなったら、シャレならんで!!!」
とまあ、そんな感じで、転がっていた。
我慢も限界に達しそうな頃、
あぶら汗をたらたらと流しながら、やっとの思いで
電話のところに転がってゆき、夫の携帯に電話をした。
「はいはーーい」←なぜかいつも夫はこんなふうに電話に出る。
「あんな、もう、あかんわ、わたし、い た い、く る し い」
そんなふうに伝えるのが、やっとだったように思う。
受話器の向こうで、夫が騒いでいたように思うけれど、もうその時は
意識が遠のいていた。
ほんのしばらく気を失っていたような気もするけれど、さだかではない。
「もしもし、大丈夫ですか?立てますか?」
と声をかけられて、はっと、気がついた。
一瞬、わけがわからなかった。状況がうまくのみこめていなかった。
それでも、両脇を抱えられるようにして、外に出た。
家の前が、なにやら騒がしくなっていた。
家のすぐに近くに救急車が、止まっていた。
救急車のまわりには、たくさんの人がいた。たぶん近所の人が サイレンの音に集まってきたのだろう。
後で、わかったのだけど、私の異変を察知した夫が、会社から救急車を呼んだのだった。
そして、私は病院に運ばれ、手当てを受けた。
機会があれば、病院での顛末を詳しく記したいと思いますが、 (あははははは。すみません。なぞの思い出し笑い。) 今日は、割愛させていただきます。
痛み止めの点滴を打ってもらってから、うそのように痛みがひいた。
やれやれ。
病院から、無事に戻ってこれた私は、
その夜、
「銀河鉄道」という詩的なネーミングの菓子パンを食べながら (生クリームがはさんである長四角のパンだった)
ドラマ「愛していると云ってくれ」を途中から見たことを
よく覚えている。
孤独な絵描きさん役の主人公が、シャドーボクシングのマネをしながら、公園のようなところを歩いていた場面から見たように記憶している。
あ! 今、 ね〜ど〜して〜♪すごく♪すごく好きな〜のに〜♪
の主題歌が、頭の中を、流れた。
ありがとうございましたゥ
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