愛より淡く
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昨日、夫といっしょにNHKのドラマを見ていた。
「ストーカー」を扱った話だった。
「いるんだよね。こういうのって、偏執愛っていうのだろうね。 女なんてほかにいっぱいいるのにさ ひとりしか目には入らなくなってしまうんだろうな。 かわいそうに。とかなんとか」
と夫が言った。
「でも大なり小なり、人を好きになると そういう傾向になるんちゃうん」
と私。
「まあね。特にあんたの場合その傾向が 強いかもね。」
と夫。
ドキッ。
「オレはあんたよりいちまい上手やぞ。 オレはみんなお見通しや」
さらにドキッ。
「だいたいアンタには、死ぬほど好きな 相手がいたやないか。 オレはソイツのこと何度も聞かされていた。 はるばる会いに行った話だとか ソイツのことばっかだった。 そもそもソイツの住所と電話番号調べてやったのこのオレだしな。 オレはやっぱ名探偵だったよな。ははは。」
さらにドキドキッ。
「まあオレなんかあんたにとって 途中で現れたどうでもいいヤツ なんだよな。仕方なくって結婚したんだよな。 はははは。どうだ。お見通しやろ?」
ひえーーー。真っ青
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