愛より淡く
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2002年09月07日(土) 君が欲しい

エリックサティの曲に「君が欲しい」という色っぽいとタイトルの曲がある。とても好きな曲だ。その曲にまつわる思い出もなきにしもあらずだったりするし。

以前使っていた我が家の電話の「保留の時に流れるメロディ」がこの曲だった。そのことがとてもうれしくて、わけもなく保留にしてそのメロディを聴いていたものだ。

でも壊れてしまったんだ。残念。ちなみに今の電話は「エリーゼのために」

お盆休み明けから始めた仕事は、あちこちの企業に電話するのがメインなのだけれど、担当者にとりついでもらうまで、この「お待ち下さいメロディ」を聴く事になる。

意外とショパンの「別れの曲」が多かった。次に「メリーさんのひつじ」あと、「エリ−ゼのために」「グリーンスリーブス」「ザッツエンターテインメント」などなど。中には私の知らない曲もあった。やはりクラシックが多いような気がした。

「ど演歌」や「最新ヒット曲」はないようだった。着メロじゃあるまいし、てか。

そうやって企業の電話の保留メロディにまで関心が向くようになったのは、仕事に余裕が出てきた証拠だろうか?


実は、この仕事が決まるまで、他にもいろいろ仕事を探していた。

知り合いの人が持ってきてくれた仕事に決めようかどうか迷った。

それは営業のアシスタントのような仕事で、営業マンとペアになってあっちこっち車で回って呉服を売り歩く仕事のようだった。

営業マンといつも一緒であるというところに問題があったようだ。夫に相談すると

「そんなに毎日いっしょにいて、なんか間違いでも起こったらたいへんだ」

ということで即却下されてしまった。そんなあほな。飛躍しすぎ?信用なさすぎ?

でもまあそんなに日々いっしょに行動していたら、情もわくだろうし、相手次第でそういう可能性が全くないというわけではないかもしれないけれど。むむむ。







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