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戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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2008年10月25日(土) ■ |
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血が出るような痛みの内に。 |
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ゼルエルは最強の使徒といわれている。それは本編中で見せつけた実力もですが、力の天使であるというのも関係しているように思えます。あ、因みにエヴァの話です性懲りもなくw そしてゼルエル以降、アラエルにアルミサエルそしてタブリスらは、明確な攻撃よりも先ず、探る事を目的とした接触を試み始めた。それは若しかしたら、最強であるゼルエルが叶わなかった時点で作戦を練るなりしなければ倒せない、という認識が生まれたのやも知れない。 個人的に、使徒には大した思考能力があるように思えない。タブリスがいるのになんて事を言うんだという反面タブリスだけが特別やも知れない可能性を捨て置けませんが、というよりこの地球で生きていく形として行き着いた形=人型だからこそ兼ね備えた知性なのか? それは兎も角、他の使徒は、あくまでたった一つの目的を遂行するというものしかないんじゃないかと。知恵の実を得た人類とは違う、力の実を得たもう一つの可能性としても概ね、そこまで、外れていないんじゃないかなとと思います。段々尻すぼみになっていくとかw しかし、それを遂行する為に、己に今備わる力では不足であり、故に敵であるヒトと接触する事で倒す可能性を探ろうとしたのか、それとも歩み寄りであったのか、それとももっと別の見解なのか、何れにせよ方向性を変えたという事は、その変化は進化と呼べないだろうか。息詰まった群体である人間同様進化を許されていないような気もするし、人とは違うからこそ抑制無く己を変動出来そうな、ちょっとその辺は不明確なんですが。 使徒が進化したという事は、それはつまり、可能性があるという事、なんだろうか。例えば、必ずしも未来を与えられるのが一種類ではないと、それが間違いであってもそう、考えが『変わる』事があったのなら。
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