原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年10月20日(月)
味方した天候に今よと身を屈め。


それなりにコミックを集めていると呼んでもまぁいいであろう程度には所持していますが、その話を以前軽くした覚えのある先輩が、何かオススメはないかと聞いてくる。
が、何かって漠然とし過ぎて困る。少女少年成人の指定も無ければ、現代劇ファンタジーラブコメ何一つジャンルさえ言わない。
そんなところから色々探って最終的に搾り出した理想系は、歴史もので4、5巻完結。

無理ぽ\(^o^)/

そもそも歴史なんて、日本ならるろ剣とか雷火で読んだ程度しか知らないですし(そもそも上がっているのがその二つの時点でアウトだ)、外国のも架空19世紀末とかそんなんばっかりですからね。
それになんていうか、歴史ものがそんなに短く終わる気がしない。大河とかのよう、どうも長編でないといかんのだろうなと。
という事でその人には適当にニコイチとか薦めておきましたが(それどうなんだ)、重要な問題提起をくれました。
これから収入源も無くなるという事で新規開拓は余程でない限り止そうと決めたんですが、一巻完結や上下巻だとついつい惹かれてしまう。そこまでで終わるという魅力に。
それでいてその短さのもので面白いと呼べるものは、正味あまりお目に掛かった事が無い。短編集とかは一部良くて一部微妙とか。
3〜5巻と言うのも、打ち切りの巻といえる。面白いと言われたら、もっと延びるのが最近です。
だけど10巻オーバーは事前情報無しに手は出し辛い。またロングランの話も、10巻辺りからこそ面白くなるものが結構あるので、そこに到るまでが面白くなかったらと思うと殆ど博打。
小説ならば一冊でコミックス何冊分かの濃さだったりもするけれど、でも、漠然としているんですが、漫画と小説とでは、求めているのが違うもののような気もする。いや、それとも短い話数で凝縮された話を読みたいのならばというこの仮定に於いてはその答えしかないのだろうか。
という事で7巻以内で終わるが打ち切りや中途半端ではなく、且つ面白いといえる話を探してみたいです。そりゃ、嗜好なんて人其々なんだけれど。
因みに7というのは拘ってないんですが、以前は大体この辺りの巻数を越えるとアニメ化っていうフラグがあったように思うので。
気持ちとしては〜5巻のロスタイム、6巻完結でもいいよ、でも譲れて7巻までかな、みたいな。


原初 羅列