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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年04月02日(水)
ひとり、よりふたり、って本当なのかな。


父君様は運転手を長く経験していたというのもあり生来危険を冒してまで飛ばしたり無理したりをきらう傾向というのもあり多分運転が丁寧なんじゃなかろうか。
例えばJRに慣れた人が京急の勇ましさに肝っ玉落として来ちゃうとか、そんな感覚に近かったんじゃなかろうかと、この間の日記の車酔いの原因究明。長くなければ父君様の運転なら最近は慣れて来たのか比較的平気になっていたので、寧ろだからこそ最後には車酔いに喘ぐというジエンドを辿ったのかと思うと嗚呼これ又怒りの矛先が間違ってしまいそうだ。そもそも怒るなよ。怒るなら己の身体能力の弱さだよ。
遠出に車酔いの薬が必須って、なんだか落ち込みます。いえ遠出の予定は無いんですが、余計な枷が付いてるみたいで行く気が削がれる。
たまにどうしようもなく旅をしたくなるから。だけど一人旅程気楽で気ままでこわくてさみしいものも無いんだろうな。
かと言って一緒に行って頂けるような方はいないので、というより旅先って何したらいいんだろうとか、要らぬ事ばかり考えて結局断念するタイプです。
でも、たまにどうしようもなく旅をしたいんだ。一人で、より一人を味わい落ち込みながらでも、気を遣って一緒に行ってくれた人に、なんで来てくれたんだろうと疑心暗鬼を向けながらでも。

何かこう、すとん、としない。腑に落ちないでも正しい。
でも普段から、人は人と言っているじゃないか。実際どうなっていようと、構わない。
事態は何が起ころうとも在り得ないなんて事は無く、個々人には自由が約束されるべきだって。
心配だとか不安だとか況して怒りなんて類いじゃないから、全然理解出来ないのだけれど。
なんだろうな、これ。寧ろそれらが湧かない事に対する自分への欺瞞、とか?(いや知らないけど)


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