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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年11月04日(日)
いいえ元々はそれすらも違う日。


何事も適度が大事です。お酒も矢張り適量が一番です。
最近自分の限界と言うコツを掴んできて一人ほくそ笑む。饒舌程度に抑えるべきだなと。後ウイスキーは控えるべきだなと。あれはどうも止められないらしい。その辺りの記憶が残らない程です(笑)。

先日市内の美術館で行なわれているシュルレアリスム展へと足を運んでみました。判る人には判る方法でただになる法則を駆使しただなんだったら行くっきゃねーぜシロガネーゼと。
くだらないオヤジギャグは兎も角、ただという動悸ありきとは言えそれだけ行動的になれたのは矢張り先日のラリック美術館訪問が大きく関わっているでしょう。
本当、一度行けたら、後は何度でも行けるよな、寧ろそれまで何に縛られていたのやら不思議なくらいです。今ならミュシャ展が開催されても一人で行ける!(威張る事でも無いんじゃ)
しかしまぁ、シュールでした。シュールと名が付いているくらいですから。尤もシュールと言う単語自体は和製のようですが。
頭が痛くなるような、子供のラクガキだとまさに言いたくなるような、現実と捉えるには難解なものも勿論多くありましたが、不思議と惹かれるものもあってこそ、過去の運動の伝えようとするところ。
作者にしてみれば実に写実的であるのだろう、独特な、というのは斬り捨てるような、哲学的、というのは言葉と言う対象どちらに対しても語弊があるような、何がだかわからないけれど端っこが琴線に触れたって、それくらいでいいんじゃないだろうか芸術なんて。
それにしても思っていた以上に広く展開されており練り歩き続け腰が死にました。どうにも我が腰は長時間の観賞及び徒歩に適さないようです。その内本気で歩けなくなりそうです。
怠惰による車椅子生活を招く前には運動したいところです。

あれいつから宿題やるよと言い続ける子供のような虚言に辿り着いてしまったのかしら。超現実って、面白い言葉だと思います、と言う話だったのですが。


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