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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年11月17日(金)
少しでもさみしい時。


此方田舎ではないけどシティの端っこコンビニレジ前。某派出所っぽくしたかったのかこれは。
判りませんがそんな一介のバイトの今日もしがないお仕事中のちょっとした、些細なお話。

コンビニというのは定期的にレジ内や、両替をする為の金庫内の金額があっているか点検します。
両替で間違っていればお咎めを受けたり、CGと呼んでいるものの正式名称は知らない(おい)、
現金が溢れてきたら別の場所で保管しましょう行動、なんで略称CGなんだろう本当に。
それで間違っている場合もありますし、一番最悪なのはお客様とのやり取りで間違えた場合。
貰わなさ過ぎれば取り返せないし、貰い過ぎるのが尤も最悪トラブルの種。
CGは主に札束を減らす作業なので金額こそ大きくなりますがお店の中での間違いですから。
しかしやっているのは皆人間ですから大なり小なりどんな理由なり誤差は出てしまう。
小銭落としたまま拾いそびれたり、それは忘れたり手が届かない場所までいってしまったり、は小。
んではどの時間帯、誰がやったものでそれは起きたのか、又は起きないのか。
勿論後者のが断然いんですが。どれだけ慣れても、全く無くなる事はありません。
一日に一回、CGを保管した金庫も含めて全部を改める事もありますが、
自分が勤めている朝の時間帯からそれが行われる事も無く何ていったって繁忙時、
その本点検は客足の途絶えのんびりとした昼間にやるのが専らですが、
時間帯別に行なわれる仮点検も重要です。度々間違える人は厳重注意です。
悪く言えばくすねている可能性もありますし、レジが止まってしまうのは難点ですが
不利を判っていても行なう仮であっても重要な時間です。
某99円ショップとか(伏せてない伏せてない)は全然別ですが(毒)、
殆どのコンビニは迅速対処がモットーですから、何人も並んでいるのにちっとも進まない時は
どうぞ業を煮やさず嗚呼点検中なんだと察してやって下さい。
たまに怒鳴り散らすお客様がいますがそろそろ一般常識として浸透して欲しいところです。

事前説明がようやく済んだところで本題。当店では、点検に一つの機械を用います。
店によって全部手作業だったりもしますしこの辺のばらつき具合は定かではありませんが、
手でやるよりは時間短縮になる。そんな曖昧機械です。機械だけどアナログなんです。
五百円玉は毎回一枚誤差を出すので自分で数えながらやらなくちゃいけない
お前点検の為の機械だろうになんだってそんな無駄が多いんだ、時にイラつきますv(微笑)
がしかしそんな店員達の不評に拗ねたのかストライキ、ある日突然壊れてしまい。
壊れている間は勿論の事修理の出している間も全手作業です。
以前他の店で働いていたという先輩Oさんは手作業でやっていた時のが長かったので
こっちの方が慣れててやり易いと仰られるものの、大多数は幾ら不満があったといえど、
一度だけでは信頼性に欠く為二回は数え直すかツーマンセルつまりコンビでやらなければならないと
時間も労力も割く量が倍近く増えて嗚呼早く戻ってきてと懇願する日々。
何日目か、マネージャーという役職ではあるものの繊細さに欠ける為、
元い豪快と言いますか、些事を気にかけないと言いますか、
そんな男性Oさんがいそいそと定時より早く金庫の整理をしていました。
ところでこのお店異様に名前のO率が多いんですが。ポピュラーだから? どうしたらいいんだろう。
何がってイニシャル表記し辛いじゃないですか。ぶっちゃけ今日OさんとOさんの話なのに。
仕方が無いので男性の方はマネージャーにしておきましょう。嗚呼やだなぁ、字数食うなぁ(笑)。
して、手作業で幾ら時間が食うといっても点検はしなくちゃいけませんし、
普段二つ体勢で動いているレジが一つしか稼動出来ない為お客様をスムーズに捌けない、
せめてその苛々を解消する為に、早く点検を終わらせる為に、
直接お客様とは関わりを持たない金庫をさっさか点検している訳ですが。
その時共に働いていた、先述の手作業点検のが慣れていると仰るOさんが、
おでんを作っている為こまないとレジをやらないOさんが、
手が空かないから両替をしてくれないかと自分へ頼んできます。
両替をするという事は、先程マネージャーが点検していた金庫を使うという事であり、
即ち彼がやっていた事を全くの無に帰す行動なのですが、
確かにそのレジは、点検まで持つか持たないかすこぶる微妙な小銭などの量。
わざわざ、わざわざ早めに行動を起こしたマネージャーを立てるべきか、
けれど仮に小銭が底を付いてしまったらお客様を煩わせます。
接客業としてはお客様第一ですから、マネージャーの顔潰して両替しました。その辺はさくっと鬼です。
しかも五千円札も残量僅かで、やっといてくれと序でに頼まれます。
Oさんにしてみればほんの序ででしょうが、小銭だけ動かしていれば小銭だけ数えるところ、
この上札束まで数え直させるのか。流石に考え、でもやっぱりやる。お客様第一ですとも。
すると勿論、折角早めに点検した意味がゼロになってしまったマネージャーが、
両替した? 札束もした? 両方に肯定で頷けば、落ち込んだようなため息。
やる事もした事も言っておらず自分が目撃していたのも偶々ですから
一方的にそんな事されたってどうしようもないのですが、事情を確認していた者としては、
嗚呼矢張り少し待つべきだったかとも、思う訳ですよ。
この場合は、どうすべきだったんだろう。Oさんにマネージャーが点検していたというべきだったのか、
それともマネージャーと一緒に両替すべきだったのか、それとも全部無視して
彼が点検していた事など綺麗さっぱり忘れてしまえばいいのか。
普段とても物覚えの悪い頭はそんな時ばかりいつまでも覚えているのがセオリーです。
別に誰が悪い訳でもなし、勿論自分にも責任が無いといいたいところですが、
誰かが無駄な労力を割くというのは、自分の事で無くとも、自分が関わりを持っていなかったとても、
なんだかいやに後味が悪い。悩みというよりは、経験として。どれが一番、いいやり方なのか。
いつだって模索したい気持ちはあるけれど、いつだってそんな事出来る訳が無いんだ。
その時その時それなりの理由で選び取った道はどれも、後悔に値する理由だって付き纏っている。
それでもやっぱり、一人悶々と責任を負いたくないのならば、どちらかには声を掛ければよかったかな。
そんな責任押し付け合いで解決してはいけませんか。取り敢えず駄目っぽいかも。


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