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はじまった、通院生活(と禁酒?) - 2004年10月19日(火) で、早速精神科に行ってきた。 ある程度の覚悟はできていたが、「鬱」という言葉を ドクターから聞かされると、やっぱりショックが大きい。 まあ、おれの場合はまだ「軽い方」だそうなので、 とにかく薬飲んで良く寝てじっくり治療していけば また元気なおれに戻れるのだ、そう信じたい。 考えようによっては、「軽い方」のうちに受診して おいて良かった、とも言える。 ドクターも仰っていたが、「このまま放っておいたら もっと大変なことになっていたでしょう」 とりあえず、ドグマチールというのと、デパスという薬を 処方された。前者はもともとは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の 薬だそうだが、気持ちをラクにして意欲を高める効果も あるそうだ。一方後者は、結構有名な睡眠導入剤いわゆる 眠剤というやつだ。とにかくおれの場合、夜の 寝付きが結構悪くそのために酒を結構のんで麻酔?を かけていたのだが、酒をのんでいようがなかろうが、夜中に 必ず数回は目覚めてしまって、朝方激しい不快感を伴って の起床、となっていたのだ。これが結構のストレスで、 今回の症状を引き起こした原因の一部分ではないかと思う。 ところで眠剤を飲むということは当然アルコールは禁止。 通院と共に禁酒生活まではじまってしまった・・・(涙) とにかく今回は、ストレスが一番の要因であることは確かで、 その最大のきっかけはやはり仕事にあるようだ。何かに つけて理不尽な物事が多かったし、自分が背負うものも 日に日に増えていったし、そして社内のアンポンタン共は 全然言うこときいてくれないし、で、おれはやっぱりキャリア が少ないからということで殆どの人がついてこない訳だし、 いや、アンポンタンだからついてこれない訳だし、それが どうにも変えようがなくてイライラしていたし、でもそれは やっぱり自分の至らなさに原因があるのだし、そして思う。 「なんでおれがこんなことやらなあかんのや?」 最初は、「若輩者でもとにかくおれがやってみよう、できる ところまでやってみよう、きっとできる、おれならできる、 おれがやらないで誰がやるんだ」という気合いがあった しかし、それは気合いではなく気負いであったのだ。 結局、自分の理想とするものに近づけないことを、自分の せいにしてしまったし、理想に向かって急ぎすぎたのだ。 まあこれはいい機会だし、ここはひとつちょっと立ち止まって 少しずつ、ゆっくり、歩いてみようかと思う。 無理してテンションを上げる必要もなかろう、駄目な時は 何をやっても駄目なのだ。そうすれば、きっと自分が目指す ものも、ちょっとずつ何らかのカタチになるのではないか。 さて、今日の締めくくりに 今回の崩れ落ちそうな状況の中、数名の方々に対して おれのこの苦しい状態についてと、今日の受診の結果を 報告したのだが、誰一人「がんばって」と言ってくれなかった のがとても嬉しかった。おれの現状では、頑張ろうとすれば するほど神経をすり減らしてしまうのである。そのことを 分かってもらえていることが嬉しい。同時に、おれが 心に病を抱えてしまったことを普通に受け容れてくれた ことも。みなさんほんとうにありがとう。 (って、別にこれ読んでもらってる訳じゃないんだけど) ...
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