“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

どうなんや? - 2004年08月26日(木)

冗談ということは充分わかっているのに、

なんだか意識してしまって非常に大変です。



まあそれはさておき、

総量約5GB程の音楽データを、一気にRealPlayerに移しました。

気が付いたら(酔った勢いってこわいですね)なぜか、

バージョンが10.0になっておりました。これはたしか有料の

はずなんだが???

いやまあそしたら、なんとイコライザ機能があったので、

中学高校と放送部(部長)だった「必殺昔取った杵柄作戦」

でもって、自分が心地よく感じる音域に調整。

ゴクラクな日々を送っております。



とりあえず今はCHEAP TRICKなんぞを聴いております。

“Can't Stop Fallin' Into Love”をウェディングソングに

使用するのはちょっと強引かしら?



“When in Rome,Do as the Romans do”

Billy Joelの歌の一節にあるのだが、「郷に入りては郷に従え」

ってやつですわね。かくいうおれも東京に来て早や13年。

なるべく郷に従うようにしているつもりなのだが、どうしても関東の

味付けの濃さには対応しきれない。

それから、エスカレーターの右側をきちんと空けて乗ることも。

電車の整列乗車も。「そうなんだ〜」という相槌も。

馴染めない。というか気持ち悪い。

料理の味は薄味に限るしエスカレーターはど真ん中に乗るべきだし

(もちろんエスカレーターを歩くことはしません!)電車は空いている

ところに適当に乗るし相槌は「そ」で済ますのだ(方言では正確には

相槌は「ほぅけえ?」になるのだがこれは関東人には通じないどころか

誤解を招く可能性が大なので使わないことにしている)





小学時代に、転校生が来た。

イナヨシ君通称「いなよん」である。

東京から転校してきた彼は、自己紹介のあいさつの時点で、

「いじめられっ子決定!おめでとう!」という状況に、なってしまったのだ。

なにしろ、言葉が変なのだ。

なんだか、妙に女々しいのだ。

いや、今のおれならそれが東京の人がフツーに喋る言葉なり

アクセントであるということは分かるのだが、当時12歳のおれには、

「なんやの、オカマみてーな喋り方してっざ」と思うしかなかった。

福井弁と、たまたま親戚が居るから知っている関西弁くらいしか、

おれの頭の中の日本語構造は存在していなかったのだ。


いなよんは、いじめると決まって、

「や〜め〜ろ〜よ〜」と女々しく叫んだ。

福井弁なら、「やめれやーー」と言う場面だ。

あるいは、「んなこと、せんといてやー」と希う場面だ。

「や〜め〜ろ〜よ〜」を言わせる為に、いなよんをいじめていたと

言っても過言ではないのだ。


酷いことをしたものだ。


「自分の持ち場を越えるもの」に対しては、いつでも

日本人は残酷だ。


...




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