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真夜中のドンドコドン - 2004年03月03日(水) 最近、おれは不機嫌だ。 レジ袋不要クーポン杯争奪不機嫌度選手権大会ならば おそらく準々決勝進出くらいに不機嫌なのだ。 それくらい絶妙に微妙に不機嫌である原因というのが、 夜中フト目が覚めると近隣で鳴っている音に由来するのだ。 はじめは、「畜生夜もすっかり更けちまってるっていうのに、 なんでこんなに大音量で音楽かけてるんだよバカヤロー」 と思って、とりあえず窓を開けて「うるせーばーか」と 叫ぼうと思ったのだが、その音響をよくよく聞いてみると、 まるっきり同じリズムでドンドコドンと鳴り響いているのだ。 あるいは、時折そのドンドコドンが止み、暫く静かなヒトトキの後 再びドンドコドンが始まったりもするのだ。 ハハーン これは紛れもなく、ドラムの練習に違いないのだ。 それも、普通のドラムセットではなくて、よく楽器屋さんにデモとして 置いてある「デジタル音が出ますよドラム」なのだ。 樹脂製の太鼓モドキを叩くと、スピーカから「ドンドコドン」と ドラム風の音がでるという、あれである。 まあ、普通のドラムセットでズンチャカ練習なんかされちゃったら、 それこそ騒音公害で裁判沙汰だろう。 だが、いくら真夜中・丑三つ時とはいえ、ドンドコドンなんて やっちゃいけないのだ。 周りがみんな寝てしまっているだろうとタカを括られては困るのだ。 そうなのだ。 おれは幼少の頃から、夜中必ず一度は目が覚めるという習性を持っていて、 相当疲労しているとか徹夜明けとかココロになんら不安がないとか そういう条件でない限りは、必ず、そう100%目覚めてしまうのだ。 そして、ここ2,3日は、いつものように夜中に目覚めると、決まって、 ドンドコドンと激しい音が鳴り響いているのだ。 そして更に困ったことには、その音の発生源が特定できないでいるのだ。 それがもし隣の人だと明らかに分かっているのなら、木刀片手にドアを ガンガン叩いて、「おんどれええ加減にせえよ」と殴り込みに突入決定 なのだが、音源が特定できないのならば、どうにもならない。 まさか一部屋ずつ「お宅訪問」な高田純次みたいな行動を取るのも 面倒臭いのでやってられないのだ。 だが、ドンドコドンは即刻中断して戴きたいのも事実なのであって、 だから、おれは不機嫌なのだ。 ...
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