“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

半ズボンの似合う31歳(独身) - 2004年03月14日(日)

陽気がヨイのはいいことだ。

春が近づくと、おれは頭がおかしくなる。
季節の変わり目なんてそんなものだ。
だが、おかしくなるのを簡単に容認してしまうようでは、
一社会人として生きてゆけないのであって、
そのため、様々な手段を講じて

あまり、目立っておかしくならないように

微妙なラインで押さえ込んでいたりもするのだ。

そうなのだ。
おれは結構めんどくさい人間で、冗談抜きに
季節の変わり目には頭がおかしくなるのだ。
これは決して嘘ではないのだ。だから困る。
一時期は、おかしくならないためにと対処した方法を
絶妙な角度で誤ってしまい、そのために、借金という
更にめんどくさいものだけが残ってしまった。
クスリには気をつけるべきだ。
クスリ→ドラッグへと向かう前に、気付くべきだったのだ。



さて、おかしくならないようになんとかクリアできたおれは、
この春の陽気を本当に心待ちにしていたのだった。
なにしろ、自転車に乗っていて気分が良い。
程よい気温と程よい日差しと程よい風と程よい空気感。
この、程よいということがどれだけスバラシイことか。

普段の生活では、「程よい」なんてことはそうそうないのである。
我々はいつも、何かしらで右往左往させられているのだ。
それが例えば今日の夕食のメニューといったごくありふれた出来事で
あったとしても、だ。



そんな、「程よい」中を自転車で走るにあたり、半ズボン着用を
心がけることにした。これは、ズボンの裾がチェーンの油で汚れる
ことがないといった実用的な理由も若干あるのだが、やはり、
「程よい」からなのだ。

半ズボン絶妙的中庸の定理

そういったものがもし既に存在しているならば、この定理を発案した
人に生ビール3杯をご馳走してもいいくらいの気分だ。


幸いなことに、おれは一般的な男子の中では、それほど毛深くない。
そのため、半ズボンになることにそれほどの抵抗感もない。
いやむしろ、積極的に半ズボンになりたがる人種といってもよい。
まるで休日のアメリカ中年男性みたいだがおれは純生ジャパニーズだ。

アメリカ中年男性で思い出したが、おれは実はオーバーオールも好きだ。


し か し 今 時 誰 も 着 ち ゃ い ね え よ


...




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