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2004年09月01日(水)

ヤッチマイナ!



「キル・ビル」を観た。

バカバカしい展開で、B級テイスト感たっぷり。タランティーノは本当に日本映画を愛しているの?それともこう思わせることが狙いなのか?見極めがとても難しいです。
ユア・サーマンとルーシィー・リューの不自然な日本語と腰が引けてた殺陣、間違った風俗描写、回想シーンのアニメーション、日本刀ホルダーのついてる飛行機の座席とバイク、女子高生の用心棒、etc.
笑いどころがたくさんあるのだが、大真面目に演じてるところがイイ。

でも、これを観た外国人に「日本はこんな所なんだ〜」と思われたらちょっと(いや、かなり)ツライわな。まあさすがに刀を持って飛行機に乗れるとは思わないだろうけど。
今の日本で日本刀を着ないに堂々と持ち込めるのは、石川五右衛門だけだからね。っていうか、何で五右衛門もいつもあんなに堂々と刀差して歩いて平気なの?

閑話休題。
まあこんなわけで笑えたっちゃー笑えたんだけど、舞台が日本に移ってからはテンポが遅くて、特に飲み屋での戦闘シーンは飽きました。いくらなんでも血が飛びすぎです。お前、出血多量でとっくに死んでるだろうってくらいに。腕や足も跳びすぎ。
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あれだけ人がいれば、1人くらい銃を持ってたっていいだろう。
で、ユア・サーマンが大立ち回りしてる隙に、遠隔から狙撃して終わり。
そんな展開だったら絶賛するのになー(笑)

故・深作欣二監督に捧げられた映画みたいですが、捧げられた深作監督は喜んだのか、はたまた迷惑だったのか・・・。



2004年08月31日(火)

全ての選手に「ありがとう」



オリンピックも終わり、いよいよ夏が去ってくな〜って感じです。

オリンピック、なぜか小さい頃は1ヶ月間くらいやってるものだと思ってました。2週間程度とはっきりと認識したのはいつの頃だったか。結構最近(大人になってから)だったような気がします。


オリンピックといえば、様々な名言が生まれました。
新しいところでは、アーチェリー銀メダリスト・山本さんの「20年かけて銀だったんで、もう20年かけて金を狙います」とか
ちょっと遡ったところで、ヤワラちゃんの「初恋の人にやっとめぐりあった」
競泳の田島寧子さんの「メッチャ、悔しい!金がいいですぅ」
はたまた14歳で金メダルを取った岩崎恭子さんの「今まで生きてた中で、一番幸せです」

その他、大会の数・競技の数だけたくさんの名言が生まれましたが、

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給水所で転んでしまったんですよね〜。
それでもあきらめずに走り続け、8位入賞。
競技後のインタビューで悲壮感なくこう応えられる谷本さんに素直に感動したものです。強い人ですよね。


さて、4年後の北京大会ではどんな名言(迷言?)が飛び出すのでしょうか。
楽しみです。>気が早過ぎ



2004年08月30日(月)

伝説の男



芸人のはなわを見てて思うこと。

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盗人猛々しいというか、他人のふんどしで相撲を取ってるというか、虎の威を借る狐というか>正しい例えではありません。

そもそもガッツ石松の迷言(?)だって、通常の会話から繰り広げられるから面白いんであって、いかにも「今から面白いこと言わせます!」みたいなやり方は不愉快なんだよー。ただ単に笑い者にしてるだけにしか見えん。




2004年08月29日(日)

経験値は上がってもレベルアップはしていない



志賀直哉の「和解」を読んだ。

・・・大学の授業で扱ったはずの本なのに、まるで初めて読んだかのように新鮮な内容だったよ・・・
まるっきり、覚えてませんでした。たった1行の文さえも。
授業中、何をやってたんですかねぇ〜。
なのに、ところどころに鉛筆で囲んである部分があったりして、一応、講義は聴いてたみたいな形跡はあった。
まるっきり覚えてないんですけどね(;^_^A

それくらい、私にとってつまらない内容(本も講義も)だったんだろうけど、今改めて読んでみたらなかなかどうして心に残る部分がありました。

「私たちは簡単に調和すれば済むものを、わざわざ意地になって起こさずに済む悲劇を起こして、苦しむことがある」

といった内容が書かれていて。

う〜〜ん、確かにそういう部分は大いにあるよなぁ、と妙に共感してしまいました。
学生のときにも読んだはずなのに、この部分も含めて全く覚えてないということは、10年前はまだこういうことがピンと来るようなことがなかったんだろうな。人生経験が浅かったのでしょう。
自分としては大学時代から現在まで、何も変わってないような(肉体的にはともかく)感覚でいたけど、社会に出てやっぱりそれなりに経験値は上がってるんだね。
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ただ単に年をとっただけって言うな〜〜っ



2004年08月28日(土)

そんな先輩も今は幸せそうですが。



車の中でラジオ聴いてたら、槇原敬之の特集がかかった。
なんでもベストアルバムが発売されたらしく、その中から「懐かしい曲」を数曲、パーソナリティーが選んでかけていた。

うおー、さすがに懐かしい〜〜
「どんなときも」とか「冬がはじまるよ」とか「もう恋なんてしない」とか「スパイ」とか、あの頃のことを思い出して胸がキュンとするぜ!いや、べつに「胸キュン」エピソードなんてないんだが・・・

「もう恋なんてしない」はな〜、初めてこの曲を聴いたのが、学生時代にアパートの隣の人がエンドレスで延々と朝から晩まで流していた時だったよ。誇張でもなんでもなく、朝から晩までこの曲1曲だけ聴いてたんだよ、隣人が。おかげで私も1日でこの曲を覚えちまった(苦笑)

忘れられないエピソードといえば「スパイ」だなあ。
会社に入って2年目くらいかなあ、会社の人とカラオケに行ったとき、先輩がこの曲を歌ったんだよなあ。
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ひいたなあ。
「オマエが今、それを歌うなよ!」ってみんな心の中で総ツッコミしてたね。実際、みんな目配せしてたし(苦笑)
つーか、その人もみんなが知ってることを知っててその曲を歌ってたんだけどね。このときのカラオケだって、この先輩の愚痴にムリヤリ付き合わされて行ったようなもんだし。
そりゃまあ、気の毒だとは思うけど、仕方ないじゃん。後輩が略奪したんじゃなく、彼女の方が心変わりしちゃったんだから。人の気持ちは変わることもあるじゃん・・・って思ってたときに歌われた「スパイ」
聴かされる方の身になってくれ〜〜〜いたたまれねぇっすよ。

そんなわけで「スパイ」を聴くと、未だにこのことを思い出して胸が疼くのです。


ちなみに当時付き合ってたオットもそのカラオケの場にいたんだけれど、オットに「今日、『スパイ』聴いたら思い出しちゃったよ〜」と言ったら、「Sさん(先輩)のこと?」と言われた。やっぱり思うところは一緒か!(笑)


*「スパイ」は、デートをキャンセルした彼女を偶然街でみかけて興味本位で後をついて行ったら、他の男の車に乗るのを目撃してしまった・・・という内容の歌です。その先輩のキレっぷりから、先輩も恐らくスパイ活動(彼女の後をつけるとか)をしてたんだろうなあ、と思ったものです。




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