Movin'on without you
mako



 ありったけの想い。

好き。

ほんとうは、大好き。

ずっと好きだったし
これからも多分、ずっと好きだと思う。

人としても好きだし
男としても大好きだよ。


・・・だから、抱かれたかった。







たったこれだけを、

なんであたしは言えなかったんだろう。



だからここでせめて言っとくね。

大好きだよ。ずっと。




2006年04月14日(金)



 ごめんね。

大好きなひとがいて。


次会えるのは1ヵ月後だと
心躍らせている自分の過去の日記に

思わず、微笑ましくなってしまいました。



会えるだけでいいというのは嘘じゃなくて

ほんとうに、会いたかったし
ほんとうに、それだけでいいと思ってたし

ほんとうに、それだけだと思ってたんだけどね。



はー。

好きって気持ちを伝える前に
順番、間違えました。


結局、意地っ張りのあたしは
順番を元に戻して
最後の最後に好きだなんて
言うことができるはずもなく。


途中までは確信犯。

でも、結局こうなるなんて、全然予想だにしてなかった。


だって、そんなそぶりは全くなかったから。

こう、微妙なオーラとかそんなもの全然なくて
最初はみんなで飲んでいただけで
帰る時だって、あたしを置いて帰ろうとしたじゃない?一瞬は。

無理やり追いかけて、呼び止めて。
なりふりかまわず、必死だった。

一緒にいたかった。せめて今日くらいは。


あたしに与えられたチャンスは、年に3回だけだから。
あなたと会えるのは、年に3回だけだから。

だからせめてその日くらいは、
日付が変わるまで一緒にいてと思った。

なりふりかまわないよ。だって好きだから。

・・自分勝手な理由だね。


帰ろうとするあなたを無理やり引き止めて
みんなでもう一軒の店に行って

もういいかげんうんざりしてそうなあなたを
見てるのすら嫌だった。

そんなに帰りたいなら帰れば?
って思うくらい、機嫌の良くなかったあなた。
悲しかった。


なのに、タクシーに乗ってしばらくして発した台詞が
「部屋来る?」
なのがわかんない。

まじで、さっぱり理解できない。

・・・なんでそうなるの?って。


そして本当に、
部屋の鍵を開けておいてくれたあなたの
その気持ちが、理解できない。

なのに拒もうとするあなたの気持ちも理解できない。

冷静になったから?
だからやっぱりやめとこう?


そんなんだったら最初から呼ばないで、
って言えないあたしは大バカモノ。

だって呼んでくれて、嬉しかったもん。



でも絶対自分からは来ないんだね。

なんでそういうところばっかり
自分が、可愛いんだろうね。



あたしは、

結局「好き」だと言えなかった自分が嫌いだよ。

2006年04月13日(木)



 あんなに伝えたかった想いを。

昔、神様に、誓った。

もう一度同じ機会をください。
そうしたら、ちゃんと、好きって言うから。


そうやって誓ったことを、
今、ここで、思い出した。




もう一度の機会にも

あたしはやっぱり、好きって言えなかった。




怖かったんじゃない。

負けたく、なかっただけ。


陳腐なマニュアルに基づいただけ。




・・・バカじゃん。やっぱり、あたし。

最低だ。



2006年04月12日(水)



 仕事という単語に順応できない。

好きな気持ちは、いまもかわらない。
彼への年賀状だけ、3回書き直したことは内緒。
微妙なニュアンスがうまく表現できなくて。

彼からの年賀状は凄くストレートだったけれど。
あたしを奮い立たせるには十分すぎた。
ありがとう。

いつか、かなうといいね。
その、願いが。



*****

最近、心が弱くなってる。
自分が保てない。

何も考えずに、いることがいちばん楽だから
その状態に甘えたりしている。

このまま何も考えずに生きていけたらなんて
思ったりしている。

どうしてこうなっちゃったのか、全然わからない。
何かから逃げたいのだけれど
今までの経験上逃げることもできず
かといって進むこともできず
立ち止まることしかできない。

そうしてその状態から
脱却したいとすら、思えない。

あたしという人間が
一応、あたしという人間で在り続ける。
そのことだけで必死。

どうしちゃったのか、わからない。



*****

大好きな人に、仕事で認めてもらうことを
幸せと思って生きたいと思っていた。

でも、今、そんな風にまったく思えない。
でも、彼への好きって気持ちは変わってない。

考えているのは、会った時にどんな髪型でいよう。
どんな服を着よう。
そんなことばかり。

今、あたしは
今まででいちばん、「女」でいたいのかもしれない。

それは多分、
今まででいちばん、「女」じゃないからかもしれない。

仕事で片腕になりたかった上司にも
今はもう、ヒトカケラノ尊敬の気持ちもあまりない。

それは、彼が変わってしまったわけではなくて
あたしの心が、変わってしまったんだ。


どうしたらいいのか、
もう、実は、わかんない。
ずっと、わかんない。


会いたいなあ。凄く。
あと1ヶ月したら会えるけど
難しいことは考えたくない。

仕事のこと、とか。

そういうの抜きにして
ただ彼といられたらいいのにね。

そんなん不可能なんだけど。

それなら会うのが苦しいのはなぜなんだろう。

仕事に対する情熱を、
みんな、どうやって保っているんだろう。



2006年02月26日(日)



 きおくというものだけが。


なんだか、

不思議な感覚に囚われてしまって。

あなたを想うより

なんだか、切ないよ。うん。切ない。




1年前のちょうど、仕事始めの日。

初めてあなたに出会った日。

思い出せるのは、あなたの靴と、

その、あたしの苦手な色の靴と、

それから、断片的に覚えてる。

あなたが歩いてた。あたしの後ろを。

同じ支店のあの女の子と。一緒に。


あたしはそのとき、

なるべく、関わり合いになりたくなくて

わざと少し距離を置いて

わざと少し前を歩いて

わざとその靴を見ないで済むようにして

そんな風に、歩いてたね。


変なの。今となってみればそう思うけど


そんな記憶は、初詣の記憶。

会社からすぐの神社に、みんなで初詣に行った。

お願いしたことは、うちの部署のこれから。

あたしは必死だったからね、その頃。

憧れの上司のために、必死だった。



あれから1年経つね、もうすぐ。


1年でいろんな風に環境は変化して

あたしの心の中もいろんな風に変化して

想い出したくないような出来事もあったり

でも、1年を終える時のこんな風に考えることが

あなたのことでよかった

すごく、よかった。

と、本当に思うのです。



初詣の記憶をたどれば、あたしはきっと

いかせんの記憶まで戻る。

「初詣って、2回しても大丈夫なん?」

って聞かれた。あたしは2度目の女だったから。



今、そんなことを思い出すのはなぜだろう。

ぜんぜん、違う人なんだけど。

そんなことを思い出すのはなんでなのかな。

そんな風に思い出して

あたしがうまくなったことは、うそのつきかた?

煙草の・・吸い方? それとも。忘れ方?




あたしね。彼が好きだ。

人として、男として、凄い好きだ。

今年はもう会えない。でもずっと思ってる。

わかりあえると。

あたしたちは、きっと、わかりあえて

きっと、良いパートナーになれる。


それだけを信じて。今年を終えよう。




来年も、一緒に初詣に行こう。

そしたらあたしはきっと願うよ。

君の隣で。君の幸せと、あたしの幸せと。

それから、

共に歩いていける強さをくださいと。





2005年12月26日(月)



 クリスマスイブ。

クリスマス・・って思い出ないなあ。

いかせんとの思い出も、この日は無い。

そっか。
この日は彼女の日だったからかな。

2005年12月24日(土)



 本当は泣き虫だからね。

あたしね。泣いたよ。

うん。すこし。泣いた。

心の中では、とても、泣いてた。


うれしかったの。

通じたから。


あなたがこの思いをわかってくれたら

たぶんもうそれで、たぶん、よかった。


だから、うれしかったから。

だから、ちょっと泣けたから。


ないしょだけど、

絶対言わないけど。



でも、うん。でもね。


ほんとは、うれしかったんだよ。

2005年12月23日(金)



 通じ合えたらと。

一か月ぶりくらいに、うん、ちゃんと、話せた。
電話かかってきた。もちろん仕事のことだけど。
あの日解り合えたと思ったことの続き。

仕事のことではやっぱりあたしたちは
理解者同士なのかもしれない。
いや、そうなれるのかもしれない。


だって誰より彼によく頑張ったなって言って欲しかったし
ちゃんと伝わったよって言って欲しかったし
間違ってないよって
俺も同感だよって

そう言って欲しいと思った。

さすがまこ。やるじゃん。って
そう思って欲しかった。

心底ね。

たぶん、それしか考えてなかったんだよ。
仕事がどうこうとか、
会社がどうこうとか、
それより彼がどう思うのか。
すみません。そんな程度で。


パートナーになりたかったな。
せめて。

ずっとそう思い続けてくれるのであれば
大抵のことは我慢できる。多分。大丈夫。

だから今日はほんのり嬉しかった。
がんばれ、あたし。

せめて仕事ではいつも見てもらえるように。

メリークリスマス。

2005年12月22日(木)



 気がつけば。

電話の声だけで、愛しい。

通じなくても。

この想いがね。


何か用事はできないかな、って。
彼の支店に用事、なんでもいいからって。

そやってドキドキして

でもかけるとなるとそれはそれで緊張して
意味不明なことを口走ったりして
微妙な架けあいを、楽しんだりして

「一緒にどっかいく?」

みたいな冗談を楽しめるくらいには、
あたしたち、なかよしだったのにね。

そういう時間が好きだった。
ほんとはちょっと、心の中でドキドキしてた。

次の電話を、待ってた。


もうあんなふうに、話せないね。
なんでだろうね。
あたしの想いの、せいなのかなあ。


幸せなんて、後になって気づくことのほうが多いよ。
きっと。


だからあたしは
今も幸せだということに
早く気がつかなくてはならないのです。



2005年12月20日(火)



 単細胞。

保てないんだろうね。こうしてないと。

いつもそう。文章を書きたくなるときは
決まって、自分を保てなくなりそうで怖いとき。

タバコを吸うのも同じとき。




あたしね。

欲張りなんだろうな、ほんとに。

他人のことを考える優しさも常識も
この年になっても持ち合わせてない。

欲張りで我儘で

ほしいって駄々をこねる子供と同じ。
なんにも、変わってないね。



すごく尊敬していて憧れてやまない上司がいてね。
その人のためなら人生かけて走ろうって思えた人がいてね。

もし、その人の奥さんか、
それとも一生必要とされる仕事上の右腕か
どちらかに今、なっていいよ、ってもし言われたら
3日悩んだ末に右腕を選択するだろう、
そんな風に愛している上司がいてね。

あ。奥さんはちゃんといるんだけどさ。

仕事で、いちばん大切な女性にしてほしかったの。
一生をかけて一緒に走ってほしかったの。

そんな風に思えるくらい、憧れてやまないんだろうね。


いま、あたしの好きになった人にも
そんな風に思えたらよかったね。

そしたらきっと、みんな幸せになった。
仕事もうまくいって、会社もきっとうまくいって
あの人が今よりえらい人になったときに
隣にはあたしがいて、
上司は私の愛してやまないあの上司で


そんな風に、どうしても思えない。
それは何故なのだろうね。

刹那的な感情で、欲しいと思う。
今、彼の心を手に入れたい。
彼の一瞬の時間を、手に入れたい。

そんな風に思ってしまうこと自体
本当に好きなわけじゃないのかな。



あいたい。
手をつなぎたい。
一緒にいたい。
抱きしめてほしい。

いっぱいいっぱい話をして
いっぱいいっぱいキスがしたい。


あたし、いくつになったんだろう。
現実見なきゃね。ほんとにね。



でも、あいたい。




2005年12月19日(月)
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